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豪華、豪快、博多祇園山笠

博多を代表する夏のお祭り、博多祇園山笠を見に行きました。まずは飾り山笠(かざりやま)をできるだけ見ることにしました。全部で十三飾られています。昼は予定があったので、終わってすぐに特急電車に乗りました。博多駅に到着したのが午後5時、ここから飾り山笠をいくつ見ることができるでしょうか?

妹と待ち合わせて、まずは博多駅前にある十一番山笠を見ることにしました。いつもながら大きくて立派です。表の標題は「商都博多偉人伝」でした。櫛田神社に向いた面を「表」と呼びます。高さは10数メートルあるそうです。

こちらは後方で、「見送り」と呼ばれます。標題は「ワンピース」でした。
次はキャナルシティに歩いて向かいます。

こちらは高い所から見ることができたので、見やすかったです。

見送りは「光源氏胡蝶舞宴(ひかるげんじこちょうまいのうたげ)」で、表が「刀伊入寇隆家勲(といにゅうこうたかいえのいさおし)」と書かれていました。人形師の名前も分かります。

キャナルシティは飾り山笠の上の部分まで良く見えるのでお勧めです。

櫛田神社にお参りしました。博多山笠は櫛田神社に奉納される神事です。

おみくじを引くと、吉が出ました。

上川端通の八番山笠です。表は「不惜身命真田幸村公(ふしゃくしんみょうさなだゆきむらこう)」でした。

見送りは「ガンダム」でした。こちらは動く飾り山笠で、翌日実際に担がれて動く姿を見ることが出来ました。


川端中央の十三番山笠です。表は「八俣遠呂智(やまたのおろち)」でした。

見送りはKBC九州朝日放送の「つくろう、ユニークな未来」でした。

中州流れの五番山笠「能登等伯天賦才(のとのとうはくてんぶのさい)」能登出身の天才画家等伯への敬意と復興応援の気持ちが込められています。

表は「奇襲桶狭間」です。

次は天神一丁目の十七番山笠です。

こちらは見送り「嗚呼壮烈岩屋城(ああそうれついわやじょう)」です。

表は、「大江山酒吞童子(おおえやましゅてんどうじ)」でした。
すっかり日も暮れたので、飾り山笠めぐりはここで終わりにしました。短時間のわりにはけっこう見れたと思います。新天町の飾り山笠は、明日の朝見れると思っていましたが、もう6時にはありませんでした。飾り山の展示は14日まで(15日の午前0時)でした。
翌朝は4時59分スタートの追い山笠(おいやま)を見るために早起きします。

特別電車に乗って、朝4時に天神に着きました。これから追い山笠を見るためにどこで見物したらよいか、歩きながら決めます。
いろいろ歩き回って、間近で見られそうな場所にしました。
先頭に現れたのは、大黒流れです。写真がうまく撮れてなくてすみません。

目の前を山笠が走り抜けていきます。土砂降りだった雨も、5時過ぎて小降りになり、空もだんだん明るくなってきました。

5分おきくらいに、次の山笠が走りすぎていきます。二番目は東流れでした。

三番目は中州流れ。けっこう走るスピードが速いです。どんどん空が明るくなってきました。

こちらは舁き山笠の後ろ側になります。

西流れの山笠です。舁(か)き山笠の重さは約1トンあるそうです。
「オイッサ、オイッサ。」と力強い掛け声をかけながら走っていきます。
私たちもかけ声を合わせて、拍手をしました。

こちらは後ろ側です。方々で勢い水をかけるのですが、この水がけっこうかかりました。カッパを着ていたのですが、顔や首や手にかかりました。妹はカッパを着てなかったので、肩がびしょぬれになっていました。傘はじゃまになるので、さしてはいけない決まりでした。雨も少し降っていましたが、勢い水で一気に濡れた気がしました。

はじめに札を持った集団が通り、そのあとで舁き山笠が通ります。

次々に目の前を舁き山笠が駆け抜けていきます。スピードも速いし、迫力がありました。

こちらは土居流れでした。
この後飾り山笠が通るので、場所を少し移動しました。

こちらは上川端通りに飾られていた飾り山笠です。一番上の飾りは取り払われていますが、それでも高さがあるので相当重いと思います。


最後まで見て大満足で帰りました。雨が降る時は、カッパは必需品でした。濡れても見る価値があると思いました。雨の中、初めての追い山笠見物でしたが、涼しくて面白くて迫力満点で楽しめました。

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