高知城① ~南海の名城~
貴重な現存天守が残る高知城へ登城した。廃城令や第二次世界大戦等で多くの天守が失われたため、現存する天守は全国で12城しかない。高知城は天守だけでなく、追手門や本丸御殿なども現存で残っており、多くの見どころがある城郭だ。
なお冒頭の写真は高知城前にある高知城歴史博物館から撮影した。朝日がいい感じに差し込んでいる。
○追手門と天守
高知城の写真でよく目にする構図。現存する追手門と天守を一緒に映すことができるのは高知城だけである。攻め込む側としては天守まで遠い道のりを感じさせる。
○石樋(いしどい)
追手門をくぐると石垣の迫力に圧倒される。そのなかで見慣れない遺構を発見!石樋(いしどい)である。高知県は降水量が多いため、しっかりと排水することが大切である。そこで石垣から飛び出した石樋で排水していた。城内では16箇所確認されており、本丸の石樋は現在も現役だそうだ。
○山内一豊の妻像
「内助の功」として有名な一豊の妻。城内に像が建てられている。
○天守と石垣
杉ノ段からの写真。右側の石垣は三ノ丸の石垣だ。多くの面が野面積みで構築されている。平成16年度から平成21年度にかけて改修工事を行ったとのこと。写真中央の松も立派である。
○天守を見上げる
天守に近づいてきたが、まだまだ先は長い...
○石垣
どの場所の石垣かを失念...
先ほど紹介した石樋がある。探しながら見学するのも楽しい。
長くなってしまったので、次回に続く。
【訪問時期】2019年2月
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