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あかねちゃんとおにやんま君

虫除け効果があるらしい「おにやんま君」。まだまだ売れているそうですね。

売れているということは、ある程度効果があるのかな?
ということで、ネットで調べてみました。
大人の夏休み自由研究だ!

あかねちゃんとおにやんま君

オニヤンマの生息域

成虫がよく見られるのは、水のきれいな小川の周辺や森林のはずれなど日陰の多い涼しい場所だが、活動域は広く平地の湿地から山間部の渓流まで見られる。これらに隣接する都市部にも出現し、人々を驚かせることもある。 ヤンマ科のような他の大型トンボ類が好むような広い池や湖などを生息場所としない為に、これらの広大な水域の開発や水質汚染等によって減少傾向が強いヤンマ科などのトンボ類に比べ、小川や林の中の流水といった環境が残されている地域ではよく見られるトンボである。

by Wikipedia

私は都市部に住んでいるのですが、そういえば20年くらい前までは都市部でも見られましたよね。最近はこの猛暑のせいか、めっきり見かけなくなりました。東京都区部では準絶滅危惧種だとか。

・オニヤンマの生息していない地域だと虫除けの効果があまりない
・主食のアブやハチには効果あるけど他の小昆虫は微妙

という意見が多かったので、都市部住まい・登山やキャンプもあまりしない私には無縁かしらと思っていたら、「あかねちゃん」が発売されました。

アキアカネの生息域

平地から山地にかけて、水田、池、沼、湿地などに生育する。底質は泥で、汚れた水質の環境に生育することが多い。平地で孵化した未熟な成虫は夏に涼しい山地へ移動し、成熟し秋になると平地に戻る。

by Wikipedia

秋になると近所の公園にたくさんのアキアカネがいます。結構な長距離を移動して飛来していたんですね。あの子たちの主食はたぶん公園のユスリカ(蚊柱をつくっているヤツ)。もしかしたらヒトスジシマカ(ヤブ蚊)も食べていたかもしれない。効果あるかも!と思って作ってみました。

私トンボの腹を触った記憶はないんですけど、ビーズ編みで作るとですね、触感が妙にリアルなんです。外側かたくて中やわらかい、みたいな。

それはともかく、試してみよう!とりあえず蚊よね!蚊はどこかしら!と思って、蚊の生態を調べてみました。

イエ蚊とヤブ蚊

イエ蚊代表アカイエカと、ヤブ蚊代表ヒトスジシマカ。
見ているだけでかゆくなるので画像は載せませんが、両方とも「ああ、コイツね」という見た目。

「ヒトスジシマカ」は昼に吸血するタイプの蚊。一方、夜に吸血するのは「アカイエカ」という種類の蚊です。
家の中など室内でよく見かけるアカイエカが25℃前後で活発に活動するのに対して、ヒトスジシマカが活発に活動するのは30℃前後。

蚊は人の体温や息を吐くときに出る二酸化炭素、汗に含まれる乳酸などの成分を感知して近づいてきます。

by フマキラー

長崎大学熱帯医学研究所によると、人間の視力を1.0とすると、昼行性のヒトスジシマカは視力0.02、夜行性のアカイエカは視力0.003以下だそうで。

つまり、蚊はあまり視力で認識はしない?!
多少認識したとしても、おいしい匂いがしたらそれに釣られると。

・・・・・・。

蚊よけには、蚊取り線香が最強らしいです。
自作「あかねちゃん」はかわいくできたので、しばらくバッグにつけておきます。


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