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自己紹介のつもりが自分史

 果たしてこの自己を紹介できるのか。まとめてみる。


 次男。兄がひとりいる。

幼稚園以前
 何かクラシックメドレーのカセットテープを無限に聴いていた気がする。剣の舞が好きだった。

幼稚園
 幼稚園はカトリック系のところに所属。モンテッソーリ教育とかいうやつをやってた。カタコトの神父さんと丸くて白くて美味しそうには見えないパンのイメージが残っている。ガラスを拳で1枚割ったことがあるらしい。右手に傷跡がある。
 幼稚園から中学までボーイスカウトに所属。アウトドアスキルはそこで身についた。ロープワークの知識は今も役に立っている。歩いた歩数で距離を測る歩測でフェルミ推定力を発揮して地区入賞とかしてた。
 あと幼稚園か小学校低学年くらいから、知り合いがやってる英語教室に通ってた。おかげで中学で英語嫌いに。

小学校
 小学生時代は、好き嫌いがハッキリしていてそれなりにトラブルを起こしていた。教室のドアを張り倒してガラスを割ったことがあるらしい。小学3年生から家にWindows3.1が登場。ドット絵を描いたりしていた。
 Windows98になって、インターネットの海にハマる。ゲームきっかけで内輪チャットに居座る。そこでゲーム音楽から作曲に興味を持って、なんか曲を作り始める。

中学校
 中学ではコンピュータ部に所属、ひたすらパソコンを触ってた。両親が離婚。立派な大人というものは幻想であり、人間はこういうものなんだなとどこかで思った。数学のテストで移動する車両の長さを計算する問題でフェルミ推定力を発揮して、答えだけ書いて正解したりしてた。

高校
 工業高校に進学、情報科に所属。要は、ひたすらパソコンを触ってた。高校でプログラミングを学び、なんかゲーム作ったりしてた。数学と物理が苦手だけど、プログラミングとしてなら扱えるという能力を発揮。それなりに就職率の高い学校ではあったが、モラトリアムを続けたい一心で大学進学を選択。しかし受験勉強をしたくなさすぎて参考書すら買わず、兄が使った参考書を引っ張り出して試験直前だけ目を通すという最小労力を費やし、運良く引っ掛かったとこに進学。怠惰である。

大学
 音楽のスキルを磨きたくて、作曲系のゼミがある情報系の学科に入る。ゲーム音楽の作曲する人になりたいとか思ってた。高校ではプログラミングやらハードウェアやらについて学ぶ硬派な情報学だったが、大学はふんわり幅広くメディアやアートを含めた情報について学ぶ。ここらで知見が広がった気がする。一般教養として履修した哲学の講義で、講義中に読まれていた少年ジャンプがブチギレた哲学の先生によって矢の如く宙を舞うさまを見て、ふえ~哲学ってすごいや!とおもう。なんとなく教員免許を取ろうと、教職課程を履修しようとして第一回目の講義の開始10分で挫折し、やめる。あと近所のコンビニでバイトしてた。あとひたすら野球観戦してた。あとひたすらパワプロしてた。

モラトリアム
 作曲で食うて行くには、自分は一曲作るのに時間が掛かりすぎるということに気付く。今までやってきたこととぜんぜん関係ないところに就職する気もなく、大学院に行けるほどお金もなく、そのまま卒業。バイトをしながらゲームしたり作曲しようとしてゲームしたりして自堕落な生活を送り、いかん、このまま人生が過ぎ去ってしまう!という焦燥感から、バイトをやめてニートになる。(逆噴射)
 短期バイトでお金を稼いで、友達が居た離島で強制労働に勤しみながら居候生活をしたり、親戚のパソコンメンテをして手に入れたお金で民俗学やら哲学やら文化人類学やら宗教学やら社会学の本を買って読み始める。ニコニコ生放送で関係する番組も色々みてた。

専門学校
 親の紹介や自分の興味から、1年で取れる資格であるところの精神保健福祉士の専門学校の存在を知り、1年間、早朝風呂掃除のバイトを続けてお金を貯め、専門学校へ。福祉の世界に迷い込む。1年間福祉施設でバイトをしながら猛烈に勉強を続け、資格を取得。実習先でお声がかかり、そのまま就職。

福祉
 場当たり的かつ弱い根拠で動き、碌に理論化もせず故に進歩もなく、改善できてないから当然変わりなく続くたいへんな日々だけど、みんなでフォローしあってがんばろうね!みたいな福祉の現場に日々げんなりしながら過ごす。

整備
 堂々巡りから脱出する方法を求めて、物理学徒や哲学徒とあーでもないこーでもないと意見交換しつつ、勉強会などにも参加しつつ、免許をとって車を買って車中泊旅などもしつつ、座禅などもしつつ、知見を広げて捏ねてまとめて捨てて固めて叩いて崩して篩にかけて、残ったものを拾い集めて配置して、っていうのを5年くらい続けて今に至る。

まとめ
 まとまりがねえな!

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