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道の駅赤来高原~鬼ノ城~2泊3日

気負いすぎるとpart.0で終わってしまうのでさらっと。(戒め)

舞茸かけ醤油

 島根県飯南町は、三次市の北、出雲の南あたり、中国山地の奥地にある。このあたりで作られている舞茸醤油がめちゃくちゃ美味しい。どれくらい美味しいかと言うと、初めは卵かけご飯にかけてめちゃめちゃ美味しい!って食べてたけどそのうち卵も要らねえ!となって醤油かけご飯で食べてしまうようになったくらい。押し寄せるうまみ。ただ、作っているのが森林組合で販路がよわよわなのだ。

 ということで、ちょろっとお醤油を買いに行く旅。

道の駅赤来高原

 今までは、初めてこの醤油を見つけて買った奥出雲のほうにある道の駅おろちの里まで買いに行ってたのだけど、よくよくパッケージを見ると作っている場所はもっと西のほうにあるということに気付き、今回は道の駅赤来高原まで行ってみた。

 道の駅赤来高原は、国道54号線沿いにある。小~中規模という感じの大きさで、お土産コーナーはやや小さめ。こぢんまりとはしているが、綺麗な内装で良い雰囲気。醤油は入ってすぐのところにたくさん置いてあったのでたくさん買った。舞茸めんつゆを初確認。確保。

 隣には農産物の直売所があり、大家族でないと使い切れなさそうな巨大な白菜が売られていた。驚くほど甘いと書かれていたにんじんをなんとなく購入。

東進

 思いのほかあっさりとブツが手に入ってしまい、はやくも旅の目的を見失う。まあぷらぷら帰るべーとテキトーに東進。本能的に人口密集地は避けるので、北上して大山に行くか東に向かって帝釈峡に行くかの二択。ここ数日の急な冷え込みで標高上げすぎると道が凍結する可能性が出てきたので、帝釈峡ルートを選定。

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 そういやちょうど紅葉のシーズン。道沿いのもみじが最近の冷え込みで良い感じに色付いておりました。帝釈峡も紅葉の名所らしく、なんだかひとがたくさんいたので通過。

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 通過して少し行ったところにあった大きなモミジ。帝釈宇山のオオモミジらしい。というかオオモミジって大きく育ったモミジかと思ったらオオモミジという種類だそうな。へー。

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 大きな水車を発見。日本一の親子孫水車だそうな。親子水車で日本一じゃなくなったから孫水車を追加したとかいう…。しかし水の流れだけでこんな大きな鉄骨造の水車が回るんだなあと感心していたが、

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 謎の位置エネルギーが。発見してからもう軸の部分は電動なんじゃないかとか疑いの眼差しでしばし眺める。

 その後、お風呂入ったりしてる間に山間部の早い日没であたりは薄暗く。安定クオリティのAコープで食べ物調達しつつ、適当に駐車場で一泊……してたら、あまりにも穴場すぎるあまり他に誰もおらず目立ちまくった結果、見事に警察のパトロール網に掛かり「お、お、おしょうゆを買いに……」と怪しさしかない本当のことを言って「ふむ、醤油にこだわりがあるんですね」などと真面目に返されて白目。最終的に「寒くなるから気をつけて」と温かい言葉を掛けられて白目のまま「あ、ありがとうごさいましゅ……」と答え、白目のまま寝た。

鬼ノ城

 翌日は、一回行ってみたかった鬼ノ城を目指して南下。

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 鬼ノ城は、温羅という鬼神を大和朝廷が派遣した吉備津彦命が滅ぼしたという桃太郎伝説の元となった伝説がある場所で、要は地方の豪族を大和朝廷が滅ぼしたという話で、正史じゃないほうの日本史に思いを馳せるのも良いものなのだ。(なんだ)

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 鬼城山一帯に遺跡があり、軽い気持ちで行ったら1時間半のハイキングとなりました。途中から明らかに山登り装備のハイカーだらけで飲み物無ぇけどまあいっかみたいなお気楽パーカーマンが行くやつではなかった。山を歩くとき、非常食と飲料は絶対に忘れてはならないのじゃ。

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 山の上だけど、湿地があったり川が流れてたりとなるほど籠城には良さげ立地。滅ぼされたあとは、寺院が多数建ったそうな。

もう一泊

 下山後は、信頼と実績のAコープで食料を買い、キャンプ場へ。

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 キャンプ場も紅葉。鶏肉焼いたりポークステーキ焼いたり何より原木栽培の椎茸が美味しくてなんか穴たくさん開いてるけど美味しいなーと思ってよく見たらうにょうにょがこんにちはしててあー紅葉綺麗だなーっておもいました。

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 鹿に見られながらまったり過ごして日没とともに就寝。日の出まで10時間くらい寝ておうちに帰ったのでした。

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 おしまい。

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