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Lily

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《Lily》
花と植物とヒンメリのモビール

小さなヒンメリと花と植物を添えたモビール。箱のまま植物標本のように飾ることも、箱から出してモビールとして楽しむこともできる作品です。
「ヒンメリにあまり馴染みのない方でも暮らしに取り入れやすいものを作りたい」そんな思いから誕生しました。

はじめまして

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長野県松本市で北欧の伝統装飾「ヒンメリ」を制作しています。 

ある洋裁店で見かけた黄金色に輝くヒンメリを目にしてから、自分の手で制作をしたいと思い、2012年に独学でスタート。2015年からは県内のイベント出展や企画展を中心に作品の展示販売を始めました。最初は材料である麦藁が手に入らず、ホームセンターですだれを購入して分解してみたり、インターネットで購入した海外の麦藁を使って練習していましたが、友人から麦農家さんを紹介してもらってからは長野県産の麦藁でヒンメリ作りをしています。

「信州に暮らし 信州のものを使い ものづくりをする」
「線と線を繋ぎ 点と点を結ぶ」
シンプルな信条と長い工程でヒンメリは出来ています。

夏至の頃、毎年お世話になっている麦農家さんが麦を収穫。七夕の頃、脱穀を終えて「節」のみになった麦藁を農家さんから譲り受け、1本ずつ丁寧に皮と第2節以降を取り除いて、洗浄・乾燥、使う長さごと鋏で切っていきます。完成した素材に、針を用いて一筆書きのように糸を通し、結んで多面体を作ります。

麦藁だからこその存在感。経年変化は味わいに。
そしてその味わい深さと空間の美、光と影の美しさ。
“あなたの暮らしに寄り添い あたたかな空間が生まれますように”
ひと針ひと針心を込めて制作しています。

ものづくりの相棒

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麦藁と制作始めた頃からずっと愛用している針たち。長さも細さも絶妙で、この針3本を大切に使っています。

制作場から見える小さな北アルプスも私の相棒です。
自然はとても雄大で、包み込んでくれるような美しさがあります。いつ何時も変わらずそこにいてくれるもの。だからこそ、小さな作り手に勇気をくれる気がしています。

ハマっています

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自宅から車でそう遠くない美鈴湖へ家族で行くことにハマっています。
ある日は朝ごはんを湖畔で。またある日はコーヒーセットを持って行き、淹れたてのコーヒーブレイクを楽しんでいます。

静かで穏やかな湖に癒される時間は、制作の励みにもなっています。