kintoneデータを安価に安心バックアップ!
みなさん、kintoneデータのバックアップはされていますか?
kintoneはもともとcybozu.comというクラウドサービス上で二重にバックアップされていますので、アプリやデータがまるごと消失する可能性はかなり低いです。
ただ、我々ユーザー側が間違って消してしまったデータを戻す仕組みは用意されていません。そこで、特に重要なアプリデータについては定期的バックアップしている方も多いのではないでしょうか。
例えば、毎朝6時にデータをバックアップすれば、もしその日に誤ってデータを消してしまっても、当日の朝6時時点のデータであれば取り戻すことができます。
リーズナブルなネットワーク対応ストレージ(NAS)
このような「世代バックアップ」を取るには別途データ保存用のストレージが必要となります。最近はクラウド型のストレージサービスも増えてきていますが、世代バックアップなどのアーカイブ目的であれば、外付けのハードディスクやNASがコストパフォーマンス的に優れています。
例えば、アイ・オー・データ機器のLAN DISKであれば、2TBで10万円を切る価格です(倍の4TBでも12.5万円)。
kintoneのディスクサイズは1ユーザーにつき最大5G用意されていますので、10人で利用すると50GBの容量が使えます。50GBはめったに使い切るサイズではありませんが、仮に最大量使ったとしても、2TBあれば40世代分のアーカイブが可能なサイズです。
最近のNASや外付けハードディスクは、サイズ的にもコスト的にもkintoneのバックアップ先として十分なスペックになっています。
バックアップ方法は?
kintoneに標準で用意されているデータ出力は、手動でブラウザ画面から1アプリずつエクスポートする必要があります。また添付ファイルやアプリコメントは一度に取得する方法がありません。
プラグイン形式の一括ダウンロードの機能では、ブラウザ上にダウンロードしたファイルを手動で外付けディスクに移動する必要がありますので、日々のバックアップ作業にはフィットしない課題があります(反対に業務中にサクッとデータを取得したい場合にはブラウザから起動できるプラグイン形式は最適なツールですね)。
Windows上へ自動ダウンロードするサービス
「DataSynce for kintone」のエクスポート機能は、このようなバックアップ用途に最適なエクスポートサービスとして開発されました。ポイントは以下の通りです。
複数アプリのデータ(レコード、添付ファイル、コメント)を一括ダウンロード可能。
アプリID、取得日時などを出力先のフォルダに指定できるので、アーカイブ後の管理を効率化できる。
データのダウンロードはバックグラウンド処理で行われるためRPAのように画面操作の影響を受けず安定した動作が可能。
バックアップはWindows上のアプリケーションを起動するだけ、Windowsのタスクスケジューラに登録すれば、一定間隔での実行を自動化できる。
肝心の利用料も年間12万円〜ですので、ストレージと合わせても20万円前後と、万一のことを考えれば十分おつりがくるデータ保全投資です。
さまざまなフォルダ階層パターン
「DataSynce for kintone」なら、簡単な設定でデータ取得年月日をフォルダ名にしたりアプリ名やアプリIDで階層を切ることができます。
自社のバックアップパターンに応じて柔軟に設定することができます。
当社のバックアップ運用事例
当社はほぼ全ての業務をkintone上で行っていますのでバックアップは必須です。下記の記事では当社のバックアップポリシーと実際の設定について解説しています。
NASもお試しできます
アイ・オー・データ機器社のストレージも「DataSynce for kintone」も、双方で無償のお試し期間があります。
当社も一度NASをお借りして試してみたことがありますが、Webからの申し込みで全てが完結できましたので、貸出から返却までとてもスムーズでした。
一度、自社のkintoneバックアップ用途に適用可能か評価してみてはいかがでしょうか?「DataSynce for kintone」の無償トライアルは下記のページからお気軽にお申し込みください。