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kintoneと「Tayori」を連携!

ノーコードでカスタマーサポートツールを作成できるサービス「Tayori」をご存じでしょうか?

Tayoriは「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「チャット」の4つの機能を提供するサービスで、誰でも簡単にカスタマーサポートに必要な機能を作成することができます。
例えばこんなフォームを10分程度で作成し、すぐにユーザに公開することだってできちゃう優れモノです。

こんなフォームが簡単に作れる!(Tayori公式サイト)

本日は「DataSyncer メール to kintone(データシンカー)」を利用して、Tayoriとkintoneを連携する方法をご提案します。Tayoriへの入力データがkintoneに自動連携されたらさらに便利に使えますね!

連携方法は3ステップで簡単にできます
1.Tayoriでフォームを作成
2.Tayoriの通知メールフォーマットを確認
3.データシンカーで通知メールの登録設定を行う

それでは順番に見ていきましょう。


設定方法

Tayori:問い合わせフォームの作成

まずはTayoriで問い合わせフォームを作成してみましょう。
Tayoriではkintoneと同じように、直感的な操作で簡単にフォームを作成することができます。
左のメニューから項目を追加したり、項目をクリックして詳細設定を行えばこの通り、誰しも一度は見たことがあるフォーム画面の出来上がり!

問い合わせフォームをサクッと作成できます

外部公開もワンクリックでできるので、問題なければ公開しましょう。

Tayori:通知メールの確認

作成したフォームから一度テストデータを送信してみましょう。

Tayroiで作成したフォーム

送信すると、Tayori上の「受信箱」に先ほど送信した内容が届きます。
ここに届いたメールを開くと、コメントをつけておいたり、返信したりと色々な機能を使うことができます。

よくあるメールあプリあのような画面でデータを管理できる

もちろんこのままでも十分使えますが、Tayoriへの入力情報をkintoneに連携させれば、さらに便利に活用できますね。

データシンカー: 登録設定

そこで登場するのが「データシンカー」です!
先ほど「フォーム送信した内容が受信箱に届く」ということを紹介しましたが、それと同時にTayoriに登録しているメールアドレスにもフォームの入力内容が送信されます。
そこで「DataSyncer メール to kintone」を使ってこの情報をkintoneに登録していきましょう!まず、先ほど届いたメールの内容はこんな感じです。

Tayoriから送信される通知メール

ここから必要な情報を抽出する設定を行います!

抽出設定は、通知メール内の項目とkintoneフィールドを紐づけします。(詳細は設定マニュアルをご覧ください)

メール内の各要素をkintoneのフィールドに対応付け

これで連携設定が完了です。(これらの設定は、弊社サポートによる登録も可能です)

Tayori to kintone 連携

では、改めてTayoriのフォームからもう一度送信してみましょう。
今度は通知メールが解析されてkintoneアプリに登録されました。

メールから必要個所を抽出してkintoneアプリの各フィールドに登録されています

メールアドレスはリンク形式になっているので、クリックすればそのまま返信することも可能です。
また、kintone標準の機能を使えばソートやフィルタリングも簡単にできますね。例えば一覧画面を新しく作って、問い合わせ状況を管理したり。

未割当の問い合わせが一目でわかる

問い合わせ状況や送信内容をグラフ化したり。

フォーム内容以外にも、作業状況を可視化したりできる

もちろんkintoneの豊富なプラグインを導入すれば、より状況に適したお問い合わせ対応環境が作成できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「フォームへの入力結果をキントーンアプリにコピペするのが面倒!」という方はぜひ一度「DataSyncer メール to kintone」の30日間無料トライアルをお試しください。


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