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歌詞

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15歳から25歳頃まで、感性の出水から蒸発してしまうものを凝結させようと書き留めていたメモに、メロディをつけて歌っていた歌詞です。 no.が若い程若年のときに書いた歌ですがno…
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記事一覧

no.57「自分を塗り潰していく」

自分を塗り潰していく 自分を破り捨てていく ほら また ほら みな 地獄に捕らわれている 呪…

yudai
2か月前
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no.42「小松橋」

上水沿いの 真っ暗なベンチで 遠い街灯眺めながら ギターを弾いているんだ 胸にせせらぎ …

yudai
1年前

no.43「この目を見ているよ」

この目を見ているよ 日の目を見ない願いでも この目を開いて この目を見ているんだよ 届かぬ…

yudai
1年前

no.37「暗愁」

忌々しくて砕いた思いや 記憶の破片がこの胸の庭に 潜んで散らばり無防備な心が ふと踏みつけ…

yudai
1年前

no.121「Love Songを」

燃え上がる恋心が 作り上げたイメージを守ろうとして あなたのことを歪めてしまう  可能性が…

yudai
1年前
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no.1「灯」

夜はどこに居ても来るから 明かりはやがて落ちていくから 灯を点さなくちゃ この胸の内に 隅…

yudai
1年前
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no.107「パレードとガイダンスにシャウトを」

この世を疑っている 憧憬に冒されている 無垢より純粋な欲望 空より果てない人波 "俺らは動物" 思い出させやがるニュース あの娘を攫う濁流が 俺にも流れているんだ ツケを払い痩せて 恩恵を浴び太っていく ボーダーラインはグラデーション 白も黒も溶けちまった ハナから正常な 人生なんてなかったんだ いかれた連中を眺めている 誰かからしたら俺もそう 混沌のパレード 喪失のガイダンス 俺は一人でシャウトを もう一度狂わせてやる 混沌のパレード 喪失のガイダンス 俺は一人でシ

no.104「湿気たマッチ」

湿気たマッチで火を擦るんだ 危なく揺れる炎が飛び火する  これがおれの光なんだ これがおれ…

yudai
1年前
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no.100「モノクロの終点」

いつもの景色を眺めて歩いている 季節の変わる風が吹いている 美しい日没を見送り モノクロの…

yudai
1年前
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no.5「ラララ」

自分に微笑みかける言葉 誰かを利用してでも使う 自分を形作っているんだ 誰かに傷を付けるこ…

yudai
2年前
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no.128 「2021年、7月末」

不幸なニュースは毎日流れている 特別な人間なんて居ない 穏やかな生活の砂埃で もう駄目にな…

yudai
2年前
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no.110「火種」

今にも落ちそうな 火種のような存在 息を吹きかけて 焼け跡を残すんだ 焼く為に燃やしたんじゃ…

yudai
2年前

no.27「悲しみはどこから」

夕方テレビニュースで 懐かしい公園が映った 幼い子供が殺された 花が手向けられている ニュ…

yudai
2年前
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no.19「夏の少年」

胸に湛えた全てで 世界に痕を残していく 夏の真昼のアスファルトに バケツをひっくり返すように生きる 階段を駆け下りて行く 帽子をかぶり直して 飛行機が低く飛んでいる もう何も聞こえなくなりそうだよ あの少年はもう あの夏の向こう 生きたならもう戻れない 足痕は消えたりしない 知らないうちに知られるんだ 気付いたときには遅いんだよ 生きたならもう戻れない 死んだって戻れちゃいない 知らないうちに踏み潰して 知らないうちに恨まれている でも あの少年はまだ諦められずに