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【#138】さりげない心遣い

いいかもしれない

 北海道教区のユースキャンプ(8/1-3)。「本当に北海道?」と思うぐらい暑かったのは、気温だけではなくユースの熱気と、さらにプラスして道民大好きの夏のBBQによるものでしょう。ただ、私たち夫婦はBBQにそれほど興味がありません。汗だくになって炭に火をつけ、今回は短い箸で「あっつ、あつー」と言いながら肉や野菜を焼き、周りのペースに気を使いながら肉を食べ、普段ならあり得ない焦げた野菜も食べます。「自分のペースでゆっくりと食べさせてくれー」と思うのですが、ユースは大好きなようです。

 そして大人たちが鉄板や網、炭火の後片付けをしている隣の草原で、ユースたちがスイカ割りで大盛り上がりしていました(TOP画像)。決して割れることはないダンボールの棒で、何度も何度も順番にチャレンジし、目隠しされたまま野外トイレに誘導されたり、とにかく空いっぱいに歓声と笑い声が広がっていました。そんな声を聞いていると、BBQもいいかもしれないと思うものです。青空の下で食べるスイカは美味しかったですね。

▲ ラフティングする様子を撮っていた私をEさんが撮ってくれていました。(2023年8月2日)

さりげなく

 講師のY先生はユースキャンプを通して「北海道がより一層大好きになりました」とのこと。上から目線ではなく、ユースのところまで降りてきてくれました。ユースの言葉遣いで話され、笑ったり、うなずいたりのバイブルメッセージでした。

▲ 動きを入れながら語るY先生(2023年8月3日)

 そのY先生がメッセージを語る中で堪えきれず涙した時、K君が自分のリュックからティッシュを取り出してY先生に渡す場面がありました。そのタイミングもとてもよく、拍手が出ました。私と妻は後ろからそういうK君の様子を見ながら、そのさりげない心遣いに微笑んでおりました。

 そんなユースと共に3日間過ごしたからか、翌週の礼拝で集合写真を礼拝で映し出しました。礼拝後にAさんが「先生がユースに溶け込んでいて、最初どこにいるのか分かりませんでした」と言われるのです。「ホントかな〜」と思いつつも、お気持ちだけありがたくいただきました。もしかしてさりげない心遣い?

▲ ユースキャンプの集合写真(2023年8月3日)

 さあ、明日は礼拝です。先週に引き続いて北見、紋別、そして函館の3教会をzoomで結んでの合同礼拝です!講師は三浦綾子読書会代表の森下辰衛先生です。きっと豊かなひと時となるでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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