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【#33】 まさにクリスマス

スーパーハイテンション

 12月11日の洗礼式。前回はEさんへのお祝いの言葉を紹介しました。今回は大学院生のK君に向けて、皆さんを代表して述べてくれたお祝いの言葉を要約・抜粋して紹介します。最初は同じ大学のY君によるお祝いの言葉です。

 K君〜〜〜〜。おめでとうございます。僕はもう朝から嬉しくて、スーパーハイテンションでした。本当にもう「ヤッター」と思っていたんですけれども。朝もですね、祈りながら涙を流して、「よし、教会では泣かないぞ」と思っていたんですけど、証しを聞いたら(涙が流れてきて)・・・。K君が神様を信じて、もう天も今スーパーハイテンションです。もう本当に感謝します。本当に嬉しいです。

 はい、ではちょっと落ち着いて、1つ御言葉を話させていただきます。「誰でもイエスが神の御子であると告白するなら、神はその人の内にとどまり、その人も神の内にとどまっています」(Ⅰヨハネ4:15)。これからK君の内には神様がとどまり、K君もそれを信じています。本当に天でも地でも大喜びです。これから神様と共に素晴らしい人生を、また新たなステップを踏んでいってください。おめでとうございます。

 Y君のお祝いの言葉は、雰囲気も内容も素晴らしく、K君のために祈ってきたY君自身も主が成長させてくださっているなあと喜びつつ、誇らしく思いました。

▲ 会堂で誓約の時(2022年12月11日)

父の心と子の心

 続いてK君のお父さんのお祝いの言葉です。この日のために、わざわざ神奈川県から駆けつけてくれました。礼拝の中でK君が「私は、特に勉強において、両親の期待に応えられずに生きてきたと思っていました。今までなぜその高校に、なぜ今の大学に入学したかを聞かれ、ずっと苦しい思いをしてきました」と話していたことにも、お父さんはちゃんと応えてくれました。

 天のお父様と牧師先生ご夫妻、そして教会の皆様に、本日はとてもいい洗礼式をしていただいたことを感謝したいなと思います。Eさん、K君、今日はどうもおめでとうございます。Kの名前は、クリスマス人物の登場人物の東方博士たち、三賢者の字を取ったつもりです。なぜ東方の三賢者なのかというと、「全く予測の出来ない時に、一番自分が大事だと思うことを認識して行動に出られる」、そういう人になって欲しいと妻と2人でその字を付けました。

 えー、期待通り、いや期待以上にですね、Kはこの東の地にやってきて、自分の幸せとそれから自分の仲間というものをちゃんとこうやって作れるようになりました。このことは、妻と私の期待を遥かに超えた、私たちの想像していない、そういう幸せな世界に彼は来てくれたんだと思っています。その点で決して期待に応えられないということは考える必要はなくてですね、私の自慢の、世界一の息子だと私は思っています。どうも本日は皆さん、ありがとうございました。

▲ 礼拝と洗礼式後、お祝いの言葉を受けての挨拶の時(2022年12月11日)

 この後、K君にも一言お願いしたのですが、言葉を出せないくらいに心と身体を震わせていました。それは会堂にいる一人ひとり、またLIVE配信を見ている方々も同じでした。お父さんは「期待を遥かに超えた」「想像していない」幸せと言われ、K君も救いの証しで「神様、すっげー」と話されました。これからも想像を超えた、「神様、すっげー」という幸いの道を歩み続けることでしょう。

 お父さんの言葉を聞きながら、私は旧約聖書の最後の言葉を思い出していました。「彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる」(マラキ4:6)。そしてこの言葉を成就するために、新約聖書において救い主が誕生することになります。まさにクリスマスです。

▲ 礼拝後に親子で(2022年12月11日)

 さあ、明日はクリスマス礼拝です。天の喜びと、父なる神のいつくしみ深い思いを集われる皆さんと共に味わいます。

今日も主の恵みと慈しみが追いかけてくる1日でありますように。

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