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【#263】はるばる来たぜ函館

ふつふつと

 先週土曜日の記事の続きです(「【#261】はるばる行くぜ函館」)。日曜日に札幌へ向かい、月曜日にS先生ご夫妻と函館へ向かいました。途中、熊がたまに出るという札幌の教会の納骨堂に寄った後、洞爺湖で昼食を食べました。このスポットはS道先生も来たことがないらしく、洞爺湖を3人で愛でました。

▲ 少し曇っている日でしたが、洞爺湖がよく見えました。(2024年6月3日)

 函館の教会に着き、会堂の席に座った時、様々な思いが迫ってきました。大阪から単身で函館の教会に遣わされたI先生が、この会堂で御言葉を語られていること、心を注いで祈られていることを思うとふつふつと熱いもの込み上げてきました。この椅子、あの椅子に座られるであろう函館の皆さんのことを思い、ここはベテル(神の家)であること、ますます天の窓が開かれて神の栄光が教会を通して地域に広がっていくことを切に祈りました。

せめぎあい

 2日目の朝は、S先生企画の函館朝市での朝食です。事前情報で「3千円ほどするかもしれない」ということを聞き、「朝から食事に3千円も・・・」と観光客相手の設定に後ろ向きの思いがしてきました。「自由行動なので、ホテルの朝食バイキングの方が良いかもしれない」という思いと、「S先生の車で函館に来て、帰りも札幌までご一緒します。そうであれば、S先生の顔を立てるしかない」という思いがせめぎあい、結局後者が勝利を得ました。(TOP画像はホテルから見える朝市)

 前日の夜、HPで検索すると、何と税込み550円で食べられるお店を発見しました。口コミもまずまずだったので、当日の朝、その旨を先生方にお知らせすると、皆さん喜んで私について来られました。そして皆さんで550円の海鮮丼を堪能しました。

▲ 550円の海鮮丼(2024円6月4日)

 食べ終わった後、皆さんいたく喜んでくださり、「ごちそうさまでした」と笑顔で私にお礼を言われます。私は皆さんにご馳走した覚えはありませんが、喜んで満足している様子に、私もいたく満足しました。

チャチャ登り

 2日目は観光ということで、元町にある教会群を散策しました。少し寒い日でしたが、皆さんでワイワイガヤガヤ言いながら、のんびりと過ごしました。途中「チャチャ登り」なるものを見つけ、S先生に立ってもらい、S先生とも共通の知人で親しくしているチャチャ先生の夫O先生にLINEで画像を送りました。

▲ チャチャ登り(2024年6月4日)

 するとO先生から返信があり、「Hahahaha」というチャチャ先生の応答が載せられていました。「チャチャ登り」を調べてみますと以下のような説明がありました。

「チャチャ」とは「おじいさん」の意。あまりにも急な坂で誰もが腰を曲げて登ることから名付けられたそう。上り切って振り返ると、教会を含む函館らしい絶景を拝むことができる。

はこぶら(函館市公式観光サイトより)

 アイヌ語の「チャチャ」の意味が、まさかの「おじいさん」。チャチャ先生とは似ても似つかぬ意味でした。今から思うと、その場で調べて坂を登ってみても良かったですね。

 今回、C先生は杖をついておられました。M先生も長時間、歩くことができません。北海道のそれぞれの地域で、それこそ後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって登り坂を歩んでいるような、尊い主の教会の働きをされている伝道者です。やがていつの日か今までのことを振り返った時に、今まで見えなかった素晴らしい絶景を目の当たりにさせていただけるのでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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