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【#202】吹き溜まる雪

交渉成立以降

 道路を挟んで向かいにあるアパートの駐車スペースに5-6台分ほどのスペースを借りたことを機に、「除雪に来た時、教会前の道路と教会の駐車場も一緒に除雪してもらいたいのですが」という交渉が成立したのが2020年(参照「【#50】左様に」)。当時は40代なのに五十肩で、「今シーズンはどうなるか?」と思っていた頃なので、本当に助かりました。(不思議に50代に入って五十肩は治りました!)

 交渉成立以来、除雪車が来るのを首を長くして待っています。「いつ除雪車が来るか分からない」ということがこの契約のミソです。特に日曜日の礼拝に皆さんが停められるために、土曜日のうちに来てくれるのかどうかが最大のポイントです。それゆえに、全く雪かきをしなくなったというわけではありません。除雪車が来る前に玄関から出られるように車1台分ほどの雪かき、また除雪車が行った後の細かい仕上げや裏にある灯油タンクへの道作りなどがあります。それでも、2020年以降、圧倒的に雪かきの回数と仕事量は減り、大いに助かっています。

▲ 玄関前だけの雪かき(2024年1月26日)

プランB

 さて今シーズン。テレビで報道される留萌や稚内などと比べると、北見は少ないものです。それでも、ここ最近は雪かきの回数が増えてきました。雪が少ないかもと思っていた12月が懐かしく感じられます。

 そして心待ちにしているのが除雪車の到来。昨日(金曜日)の朝は30分ほどかけて、玄関前のスペースだけ除雪をしました。そして土曜日の今朝、まだ除雪車は来ていません。しかも何故か教会前、教会の敷地内に雪が吹き溜まっています。正直なところ、「何故に教会前に吹き溜まる?」と、何かシワ寄せを食らったような面持ちになります。

 本日のプランは下記の「A」か「B」となります。

A:除雪車が土曜日の午前中か夕方までに来るのを待つ。
B:除雪車が土曜日の午前中に来ないので、午後4時過ぎぐらいから雪かき作業をする。
C:除雪車が土曜日の午後、夕方、夜以降に来ると信じて雪かきをしない。そして除雪車が来て胸を撫で下ろす。)
D:Cでもし除雪車が来なかった場合は日曜日の朝早くに雪かきをする。)

 もちろん「A」を願っているわけですが、「B」になる可能性が大きいという腹づもりをしています。なぜなら「A」を期待して「B」になってしまった時の残念感が雪かきの労をさらに重くするからです。

 「C」と「D」も書きましたが、プランの中には入っていません。「C」は来るのか来ないのか、まるで花占いの「好き、嫌い」を延々と思い巡らしながら礼拝の準備をする土曜日を過ごせません。「D」は除雪車が来なかった場合の残念感と賭け(?)に負けた感にプラスして、2−3日降り積もった雪をそのままにしていて重くなった雪となります。日曜日の朝早くに雪かきをすると、へとへとになっての礼拝となります。そこで「B」というわけです!

▲ 2024年1月27日の朝(雪かきスペースは教会前を含めて車約7台分です)

 さあ、明日は主日礼拝です。吹き溜まっている雪を見て「何故?」と思う私ですが、いわば全人類の罪の吹き溜まりをその身に背負ってくださった主イエスを仰ぎます。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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