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はじまりは「おばあちゃん家」

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授業実施日:2022年6月4日、5日、11日、12日 概要 ▼ 地域で活躍する武蔵美の卒業生にスポットを当て、大学で学んだアートとデザインのスキルを活かし地域社会で活躍の場を生…
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はじまりは「おばあちゃん家」〜アートやデザインの力があればどこだって生きていける〜トークイベントアーカイブ

地域で活躍する武蔵美の卒業生にスポットを当て、大学で学んだアートとデザインのスキルを活かし地域社会で活躍の場を生み出している活力のある事例を紹介するという趣旨のもと、『はじまりは「おばあちゃん家」〜アートやデザインの力があればどこだって生きていける〜』と題し、茨城県石岡市の八郷地区に移り住んで活躍する3名の武蔵美の卒業生をゲストに迎えて実施しました。 武蔵美吉祥寺校の教室と八郷の「おばあちゃん家」に集まってくださったゲストの3名をzoomで繋ぎ、YouTubeにて6月12日

イベント紹介レポート

ただいま、準コロナ禍の出口にかすかな光がさす2022年6月4、5日及び11、12日、武蔵野美術大学通信教育課程 情報デザイン学科 コミュニケーションデザインコースの4年次必修科目「コミュニケーション研究Ⅱ」/「社会形成デザインⅢB」の面接授業が行われました。学生それぞれが有しているバックボーンを生かして、地域社会をフィールドにデザインが地域で果たすことのできる役割と可能性を探り、オンラインでのトークイベントの企画から運営を自分たちの力で行うという具体的な体験を学びの糸口に、そ

瀧田 暁月さん

役割が「居場所」をつくる 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業した瀧田暁月さん。在学中、「アートサイト八郷」に参加したことをきっかけに、2017年石岡市に移住しました。その後「第一期石岡市地域おこし協力隊」の移住定住担当として活躍。今は茅葺き屋根を直す仕事を持ちながら、「おばあちゃん家探検隊」を運営しています。 ムサビ在学中、「アートサイト八郷」の活動に参加したことをきっかけに、卒業後の2017年に八郷へ移住した瀧田暁月(たきた あき)さん。 地域おこし協力隊で「移住定

大重 雄暉さん

地域の魅力を「ダイレクト感がいい」と表現する大重さん。 茨城県石岡市八郷(やさと)地区では、山で切られた木が目に止まる場所に積まれており、トラックで運ばれて行くという光景を見ることができる。 生産から地域の木が使えるものに変換されていくまでの、中間の立場での活動をうかがった。 インタビューの概要Q:八郷について、都会との違いや魅力を教えてください。 人が少ないですね。 山奥ではなく、山と人の住んでいる場所が隣接しているという面白さがあります。 そしてダイレクト感が魅力です

Report山と人をつなぐ、井上岳さん

武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業の井上岳さん。 在学中に、自身の作品を「アートサイト八郷」に展示したことがきっかけで、八郷と縁が深まり、移住しました。 石岡市の地域おこし協力隊の一期生として活動後、現在は、上林製材所で山と人をつなぐ活動を行っています。 建築学科志望から、八郷に移住するまでの経緯Q:なぜ、建築学科を志望したのですか? 高校入学の頃は、漫画家になりたかったのですけど、親に怒られるイメージがあったんですよね。それで志望職業調査の時にフェイクで建築志望ということ