主よ、人の望みの喜びよ("quiz" fan ficiton)
ふっと目を覚ますと、目に飛び込んできたのは、見なれない白い天井。
自分がどこにいるのかわからなくて慌てたのは一瞬。腕の中にいるその人の感触に、すぐに状況を認識した。
さらさらとした茶色い髪。柔らかくて滑らかな白い肌。
片手に余りそうに小さい頭。俺の胸にかかる、規則正しい寝息。
抱き合った後、離れがたくて、彼女の体に触れながら、いろいろと話をしているうちに眠ってしまったようだ。枕もとの時計を見ると午前1時30分。眠っていたのは一時間もない。
急に煙草が吸いたくなった。
名