見出し画像

Fortigate、脆弱性問題ってどうなの?

ネットワークの要であるUTM、Fortigate。世界トップクラスのシェアを誇り、多くの企業や組織で導入されているよね。

僕も仕事でFortigateを使ってるんだけど、最近頻繁に脆弱性が発見されてて、ちょっと不安なんだよね。

Fortigateの脆弱性問題は、2021年頃から深刻化している。2023年には、リモートコード実行(RCE)脆弱性が発見され、認証不要で攻撃者が任意のコードを実行できることが判明した。この脆弱性は、世界中のFortigateユーザーに影響を与え、大きな波紋を呼んだんだ。

2024年に入っても、Fortigateの脆弱性発見は止まることを知らない。今年3月には、SSL VPN機能の脆弱性が発見され、攻撃者が認証なしにFortigateに侵入できることが判明した。この脆弱性も、多くのFortigateユーザーに影響を与え、深刻な懸念事項となっている。

Fortigateの脆弱性問題が続発する原因として、いくつか考えられる。

  • ユーザー数の多さ: Fortigateは世界トップクラスのシェアを誇るUTMであり、多くの企業や組織で導入されている。そのため、攻撃者にとっても格好の標的となりやすい。

  • 複雑な機能: Fortigateは、ファイアウォール、VPN、IPS、アンチウイルスなど、様々なセキュリティ機能を搭載している。しかし、その複雑さゆえに、脆弱性が発生しやすいという側面もある。

  • 迅速なアップデートの欠如: Fortigateの脆弱性が発見されても、メーカーによる修正パッチの提供が遅れる場合がある。そのため、攻撃者が脆弱性を悪用するまでの猶予を与えてしまうことになる。

Fortigateの脆弱性問題は、単なるIT問題ではなく、企業や組織のビジネスリスクにもつながる重大な問題だ。Fortigateは、依然として多くの企業や組織で利用されている重要なセキュリティ製品である。しかし、脆弱性問題が続発している現状を踏まえ、適切な対策を講じることが重要不可欠だ。

#Fortigate #UTM #脆弱性 #セキュリティ #情報セキュリティ #対策


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?