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とうとう時代の流れに乗ってみました。

私はというと、スペインに急遽思い立ってバカンス行ったり、3回目のワクチンでまたグタグタになったり、気忙しくしておりました。

巷では、マスクも公共の乗り物以外必要になくなり(そこでもしてない人多数)、一気にコロナの存在が消えた感があったこの数ヶ月。私だって絶対マスク!なにがなんでもマスク!推しではないんですけど、人の多いところは基本マスクを通してました。
そんな私を、フラ夫は「え〜、皆マスクしてないのに変だよ!。みんな見てるよ!!」「政府だってしなくっていい!っていってるのに。。。」と、普段は政府の政策に文句ばかり言ってるくせにここぞとばかり印籠の様に言ってくる始末。(フランスにも同調圧力が存在します。)

そんな私を小馬鹿にしていたフラ夫がやってくれました。

3月末から5日間の会社の研修でパリに出張に行き、研修仲間たち誰もマスクせずお昼も同じ会場でバイキングだったと。金曜の夜帰宅とともに風邪をひいたようだと早々就寝。次の日体調が悪いというのでコロナを疑うも、「ぜーったいない!風邪だ」と大声で怒る始末。その時点で飛沫飛びまくっていたわけなんですけど。で、テストは必要ない!と言い張るフラ夫に、薬局で簡易テストを買わせやってみたところ…。待つことなく陽性反応がくっきり。そこから慌ててラボに行き正式にテストで確定。わたしもテストするもその時点では陰性。その研修に参加した中で陽性者が出ていますって言って連絡もありました。
帰宅後寝室を分け、食事をドアの前に置く隔離を試みましたが、あとの祭り。。。

発症3日目再度テストに行かねばならないフラ夫について、喉に異常に違和感がある私もテストしてもらい陽性。
もういくら気を使ったところで、相方が持ち帰ったら抗うことは不可能です。寝室に閉じ込めても、トイレは使うわけで。マスクして出てきても、トイレで豪快に咳き込むわけです。洗面所もタオルやなんだわけたけど。。。限界がある。そして、咳がひどく少しの頭痛以外本人的には元気なのでお腹が普通にすくし、暇なので食べることしかないので、要求が止まりません。
朝食をドアの外に置いて、やっと私の食事を用意して席に着いた途端携帯が鳴ります。「モシモシ、スイマセンデスガ  パンモットオネガイシマース」
また席に着くと
「カフェ 、オネガイシマース(☺」)と電話。
このー!「私も温かいカフェと、焼いたばかりのパンを食べたいんだけど!!!」
「エ〜、ゴメンナサイナ。デ 、ヒルハ ナニタベマスカ〜?」ヘンテコ日本語との応酬が私の陽性確定まで続き疲弊しました。ある意味私も陽性が出てホッとした部分もあります。

わたしの場合、喉の異常な痛みがあり、次に咳がひどく数日夜も眠れない程。家庭内隔離から解放されたフラ夫にキッチンをお願いした訳ですが、ぐちゃぐちゃ。みたらイライラも併発すると、私はキッチンには立ちいらないこととしましたw。
咳は酷いが普通に食欲のあるフラ夫が用意してくれる食事はチーズたっぷりものだったり、クリームたっぷりのものだったり…。でも、用意してくれるだけありがたいと文句は言わずいただいてました。が、後半「ブ〜。。。僕がせっかく作っているのに毎回残す!」と怒りだしたので、
「毎回作ってもらってありがたかったから言わずにおこうと思っていましたが、咳で体力消耗して、ゆっくり眠れていない中、私には食事がおもすぎる!」とうとう言ってしまいました。フラ夫はびっくり。「食べ物に重いってあるの?」こういうところ国際結婚した方々に毎回聞きたいところなのだけれど、病人食の捉え方が毎回ズレが生じる。
そういう、やりとりも2週間近く続き我が家のコロナ珍騒動も終息したわけなのですが。その後も空咳が二人とも長くついてまわりました。
で前後して、姪っ子 義弟 義両親  義祖母も相次いで。症状は人それぞれ、こればかりはなんとも言えない。
ただ、家庭内で出たら。これはもう諦めよう。本人も辛いかもだけど、周りの疲労も大変。


そしていまは二人絶賛喧嘩中。相変わらず元気にやってます!