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やっぱりマルシェが好き

毎週金曜の午前中、歩いて3分の広場で行われるマルシェで買い物。大体ここで1週間の野菜 果物をまとめ買いします。
この地方都市に引っ越してから、マルシェを使うようになりました。パリに住んでいたころは、仕事と近所のマルシェ開催日が重なってスーパー一択。パリ郊外に引っ越してからは、歩いて数分でたつマルシェがなく。これまたスーパー一択。

今のマルシェに通い始め3年。最初の頃は、何処で何を買ったらいいのかわからず。いろいろなスタンドで試してみました。わかったことは、安ければ良いってもんじゃないってこと。スタンドにも色々あって、生産者が直接売りにきているところ、市場から仕入れて来ているところ。生産者から直接仕入れるお店、若しくは地域の生産者共同体でお店を出しているところ。
今は、大体3つのスタンドがお決まりです。そこにバカンスで来ないときはこのお店!と言う勝手に決めた2軍メンバーが控えてます。

サラダの葉物 にんじん ハーブ類を買うスタンドは生産者さんのところ。この生産者さんは、初夏まで三角キャベツを作ってくれていたので助かってました。

日本のキャベツに近い感じの三角キャベツ

で、生産者でありつつ他にも仕入れて(全てフランス産)売っているスタンド。ここでほぼほぼまかないます。おばあさんが感じがよくって(これとっても大事)常連になると、「まだ高いから買うのは次回にしなさい!」「これはおいしいから買っておきな!」「いちごはこっちの品種のほうが安くっておいしいよ!」「ラディッシュが落ちちゃったやつを集めたら一袋分になったからプレゼント」「ほうれん草ちょっと余ったから持っていきなさい」と色々お世話?してくれます。このおばさんのおかげで押付けられた(すすめられた)グリーンピースをいやいや買ってド.ハマリもしました。
一緒に働いている若い女の子も感じがよくって、桃の出初めの時はまだオススメしないと教えてくれたり。メロンを2つ買う際は、いつ食べるか聞いてきて。週末食べるならこれと言ってメロンにマークをつけてくれ、週明け食べるのはこっちね!と選んでくれます。
が、ここ数回若い女の子がバカンスに入ってしまい、おばさんと若い男の子の組みあわせになってしまいました。運悪く行くたびに、おばさんが接客中で自動的に男の子が私につくのですが。。。なかなか難しい。いつもの調子で、メロンすぐ食べたいけどどれがいい?と聞いても。メロンのお尻を押したり、匂いを嗅いで判別するようなこともせず。手元にあるメロンをホイッっと渡されたり。桃も一袋にぎゅうぎゅうで入れられたり…。なんだかな。。。と、テンション下がる今日この頃。

最後に、チーズ屋さんで最近卵を買っています。春頃までおばさんのお店でいつも買っていたのですが、ウクライナの戦争が始まった頃よりフランス全土で卵が値上がり。おばさんのところも、6個で2€から2.20€。これはバカにならんと、安心出来そうで更にお安いところを回っていたら此処に落ち着きました。

で、このスタメンに花屋のスタンドが加わります。

先日、おばさんのところの男の子にちょっとイライラしつつ、いつものスタメンを回ってから花屋のスタンドに久々に立ち寄りました。ここ数週間カニキュール(熱波)だったり、プチ バカンスだったりで花を買ってなかったので久々でした。凄い優しいおじさんで、久しぶりだね!と少しおしゃべり。ビビッとなポンポンダリアのブーケ3.5€を一つ買ったのですが、ひまわり一本おまけで頂いちゃいました!こういうことで一日幸せな気分になれる私、単純なんです。

人と対面でお買い物の煩わしさ、慣れるまで嫌な感じを受けることもあったけど。この地で生活している実感と、季節を肌身で感じられるマルシェが大好き。


最近の物価紹介も兼ねて、お久しぶりの写真家計簿

おばさんのところにナスがなかったので、はじめてのスタンドに挑戦。メロンが安かったので買ってみるも安かろう悪かろうでした。次はないな。。。