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クリスタルパレス U-18 定点観測

先日のローンウォッチに加えて、アカデミーを見ている身としてU-18、U-21の様子も定期的に配信していこうと思います。

ということで今回はU-18の現状と基本スカッド、注目選手を挙げていこうと思います。

今シーズン、ここまでの現状

スタメンは直近の試合を参照
線入りは怪我人

現在、パレスはリーグ戦5位、FAユースカップはベスト16敗退、PLカップはグループステージを勝ち抜き、現在準決勝へと駒を進めている。

スカッドリストを見れば分かる通り、怪我人が続出しているというのが1番の問題だというのがわかる。それに加え、センターライン特にボランチが手薄な状態であり、コーマック・オースティンの負傷離脱によって守備が安定しない事態となってしまっている。
しかし、その問題もCBを務めていたジョージ・キングに入ることで一旦の解決を見ている。
とは言ったものの、センターラインであと1人でも怪我人が出てしまったら立ち行かなくなってしまう。薄氷の上を渡っている。

一方で、最近になって新たな懸念事項も浮上した。これまで6回のハットトリックを含む19試合24ゴールを挙げているザック・マーシュが直近のチェルシー戦でハムストリングの負傷により離脱したのだ。
同試合で離脱したマッテオ・ダシ、今月に離脱したヒンドロ・ムスタファなど攻撃陣の怪我人も増えてきている。
失点はするが得点も奪うという形で今シーズンは来ていただけに、上位進出を狙うどころか、勢いに翳りが見えてきてしまうのではないかと心配している。

パレスはトップチームのみならず、アカデミーでも怪我人が多い。向こう1ヶ月でどのようにやりくりをしていくのか、注視していく必要がある。

Pick Up Player  Jesse Derry

ジェシー・デリー 2007年6月30日生まれ 18試合13ゴール

5歳からプレアカデミーに所属し、今シーズンでパレスは11年目。
父親は昨シーズンまでパレスでコーチを務め、現役時代にもパレスで115試合出場したショーン・デリー。

傑出した速さがあるわけではないが、細かいボールタッチと周りを使う上手さで確実に相手ボックスまでボールを運んでいく。
長短のパス精度も高く、角度、距離によってはプレースキッカーも務める。

本人の憧れの選手はジャック・グリーリッシュ。プレースタイルも似ているが、髪型やソックスの履き方も意識しているという。今シーズンからはコール・パーマーも参考にしている。

父から受けた今までで一番印象できだったアドバイスは「失敗を恐れるのではなく、ただ楽しんで自分自身を表現しなさい」だそう。
パレスのU-18からトップチームに所属している選手の中でいちばんのイケメン。


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