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30節 ニューカッスル戦 プレスカンファレンス和訳

 FA杯後、怪我から復帰したオリーセ、チェルシー戦に出場できなかったギャラガー、ブレントフォード戦以来2ヶ月振りのスタメン起用となったエドゥアールなど、5枚を入れ替えて臨んだアウェイのニューカッスル戦。
 選手たちの足は重く、局面で競り勝てない場面が目立ち、失点。後半もファイナルサードでの選手たちの連携が合わず、前半で許したビハインドを取り返すことができないまま敗戦となった。
 指揮官はこの試合をどのように捉えたのだろうか。

パフォーマンスに不満をお持ちですね?

あぁ、もちろん不満だよ。負け試合だしね。

FA杯の失望の直後の試合でしたが、特に後半はポジティブなものもありましたか?

 後半は我々が主導権を握ったしかなりポジティブだったと思う。もちろん、FA杯で負けたことによって精神面、フィジカル面はかなり難しいものがあった。
 我々は若手選手を多く抱えており、彼らはあのような大きな舞台での敗戦から立ち直る方法を学ぶ必要がある。
 今日の試合は最初の30分の試合の入り方に苦労し、パスも本当に遅かったと思う。我々は球際で競ることができなかった。そして、そういった流れの中でゴールを許してしまった。後半は、ベストを尽くそうとしたが、ゴールが遠かった。

セントジェームズパークでプレーすることはどれほど難しいものなのですか?

 彼らはホームで6連勝と本当にいい時期を迎えているし、それが自信と信頼にもつながっている。そして、ファンの声援を背に受けている。
 だから、我々にとって難しい試合になるであろうことはわかっていた。だが、選手たちには、特に最初の30分の間で、もう少し競り勝てると思っていた。そして、ゴールを許した瞬間、試合の主導権を取り戻すのが難しくなってしまった。

今日のような試合を改善していくことは来シーズンに向けての課題ですか?

 我々は常に個々にも、チームとしても改善しようとしているし、より良いチームになろうとしている。だからこそ、我々はまだ来シーズンのことはいかなることも結論づけたくない。我々はまだ重要な6試合を残している。
 この結論を出すと、チームとクラブに全てを捧げ続け、選手がどのように行動するか、どれだけ毎週競争したいか、どこまで自分自身に挑戦するかがわかるだろう。

オリーセの交代は戦術的なものなのか、怪我によるものなのか。

 ご存じの通り、ここ数週間、オリーセは足に問題を抱えていた。
 今日、彼をスタメンで使ったが、彼はまだ100%ではなかったため、交代させるのがベストだと思った。

ゴールを奪われた後の選手たちの反応は満足ですか?

 ピッチ上でいい反応を示したと思う。後半は、我々の望むやり方で相手と競れたことにとても満足している。それに関しては満足していた。だが、それを前半のうちからやるべきだったし、試合が始まった瞬間から選手は競っていかなければならない。
 今日のような試合の入り方では相手の勢いを助長させてしまう。最初の30分は相手と戦うというより自分達との戦いになってしまった。

終わりに

 会見でのヴィエラはかなりイライラしている様子だった。また、通常のプレスカンファレンスは7〜10分、完勝したアーセナル戦は7分半の会見だったのに対し、今回は僅か3分半。いかにチームに求めたことを実行できなかったかが時間を見てもわかる。
 慣れない大舞台後の連戦という面をみると情状酌量の余地はあるが、トップハーフフィニッシュにむけ、落としたくない試合を落としてしまった。

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