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あるワーママのオンライン研修の受け方【アーカイブ編&リアルタイム編】


おはようございます。りんです。

1ヶ月ほどご無沙汰しておりました。
少しずつ秋の気配を感じますね。

今回のテーマは、オンライン研修にしてみました。
心理職の方は、研鑽のためにスーパーヴィジョンや研修等を受ける機会が多いかと思います。
特に臨床心理士は5年ごとの資格更新をする必要があり、更新ポイントを一定数取得することになります。そのために指定された学会や研修等を受講します。(他にもポイントを得る方法もありますが、ここでは割愛します)

コロナ禍になり、最近はオンラインでの研修がかなり増えてきました。
私自身振り返ってみると、最後に研修へ行ったのは2019年の9月だったと思います。その後は、記憶にある限りすべてオンラインでの学会・研修に参加しています。

今まで受講した学会や研修(心理職関係)は、大きく分けてアーカイブ(録画)配信とリアルタイム配信に分かれていました

アーカイブ配信:指定された期間であれば何度も研修の録画を見られる

リアルタイム配信:録画は行わず、指定された日時のみ配信される

当初は「会場に行かなくていいし、赤ちゃん抱っこしたまま受けられるかな」と淡い期待を抱いていましたが、初めての子育てはそんなに余裕のあるものではありませんでした。自分の慢性的な寝不足・休養不足もあり、しばらくの間受講する意欲さえ湧いてきませんでした。

また、仕事復帰してからも土日は子どもと1日過ごしたり、平日にできていなかった家事をしていたりすると、まとまった自分の時間を確保することはほとんど不可能であり、リアルタイム配信で受講することは産後以降ほぼ無理でした。(心理職の研修は勤務時間外に受けておられる方が多いようなので、開講は土日がほとんどでした)

そんなこともあり、本格的にオンライン研修を受け始めて、アーカイブ配信とリアルタイム配信それぞれを受講する割合はだいたい8(アーカイブ):2(リアルタイム)くらいになっていたと感じます。
では具体的にどのように受講していたのか、実際に振り返ってみたいと思います。


はじめに

今から振り返る前に、書いておきたいことがあります。

研修を受けるにあたっていつも感じていることは、それぞれの先生方が工夫をされながら大変有意義なお話を提供してくださっている、ということです。自分としてもそれをそのままじっくり味わいたい、そんな思いは強く持っています。

しかし、現在は自分の使える時間が非常に限られていることもあり、じっくり味わうことが難しい部分もありました。自分なりに工夫しながらなるべく講師の先生方が伝えたいことを吸収しようと思いつつ受講しているつもりです。


アーカイブ編

事前に配布された資料を読み込む

これまで受講した研修の場合、使用されるスライドやレジュメを事前に配布していただけることがあります。その際には事前に資料を印刷し、それを配信前に可能な限り読み込んでおきます。その中で、気になるところや特にじっくりお話を聞きたいことを自分なりにピックアップするという作業をしておきます。
 

移動時間に耳で聴く

平日も休日もまとまった時間を取ることが難しいワーママ…(n回目)。
夫は、土日も仕事に行くことがあるため、ワンオペで息子を見ることも度々あります。
そんな中、ほぼ固定して確保できる自分時間、それは片道1時間弱の通勤の車内。往復で約2時間、自分の時間が確実にあるのです。
行きはラジオやVoicyを聞いたり、読書(audiobook)をしているので、帰りの1時間を研修に充てることができると考えました。
事前に読んだ資料を思い出しながら、耳で内容を追って受講していました。
 
もちろん、上記の方法では難しい内容の研修もあるので、その際は家族が寝ている朝の静かな時間(4:00~6:00)にパソコンを開いて視聴したりしていました。

事後アンケートにはなるべく回答

本心としては、リアルタイムで受講しその場で講師の先生に何かしらの形でお礼を伝えたい思いがあります。
しかしそれが難しいので、事後アンケートに回答することで講師の方へ研修の感想(やお礼)を伝えるようにしています。
アンケートを記入することで自分自身も考えが整理され、より研修内容を理解することができると感じています。
 

 
ネット環境と自分の時間を確保さえすればどこでも受講することができるため、アーカイブ配信のある研修はワーママにとっては本当に画期的です。今後もとてもとてもお世話になると思います。


リアルタイム編

 
リアルタイムで受講できるのは非常に貴重な機会です。リアルタイムで受講するからこそできることをしっかり吸収しようと思って臨むようにしています。

私は主にZoomを使って受講することが多いので、それを仮定して振り返ってみたいと思います。
 
 
 

進行するうえでの工夫にも注目する

講義の内容はもちろんですが、その前の講師の方や事務局の方のアナウンスにも学ぶことが多くあります。
例えば、Zoomであればチャット機能やスタンプ機能をどのように使うのかなど、丁寧にご説明をいただけることが多いです。まだオンライン研修に慣れていない場合はこういったアナウンスが非常にありがたいなと思っていました。

また、ある研修では、Zoomの使い方を事前に資料にして配布してくださるものもありました。その研修ではブレイクアウトセッション(少人数でディスカッションするための機能)を使うことになっており、私としては初めてブレイクアウトセッションを使う機会だったのでとても助かりました。

さらに、時間の配分であったり、参加者の方のリアクションを待っている間のつなぎ方なども勉強になりました。

これは余談になりますが、Google Formsのアンケート機能を活用しその場でグループワークの議事録が作れるようにされている研修にも参加することがありました。Google Formsを活用されている先生は多くいらっしゃり、私も真似させていただきたいと思いました。

必ず1回は何かしらリアクションをする

自分自身も、これまで何度か研修のお仕事をさせていただいたことがあります。(ほとんどは対面でしたが)
その時ありがたかったのは、やはり参加者の方のリアクションでした。
時折うなずいてくださったり、質問をしてくださったり、事後のアンケートに感想を書いてくださったり…
リアクションをいただけると、講師側も大変励みになると感じていました。

また、(私の場合)オンラインの研修はどうしても受動的に受けてしまうことが多いなと感じることもありました。自分は画面を見ているだけでも研修は進んでくれます。しかし、せっかく貴重な時間や機会をいただいたからこそ最大限に吸収したい思いもあり、何かしらリアクションをすることに決めました。

一番よく使うのはZoomであればチャット機能です。メッセージをすぐに講師の方に届けることができます。質問を受ける時間にそこに書き込みをしたり、質問が特にない場合は一言お礼のコメントを最後に書くようにしていま
した。
チャット機能はホストの方のほうでデータにも残るので、仮に会の時間が少なくなっていても、後から質問を読み返していただき個別に回答していただけたこともありました。

もちろん研修によってチャット機能の使い方(質問のみ記入するなど)のルールもあると思うので、そこは研修会の進行の流れに乗っていくことがマナーであると思います。

おまけ

リアルタイムのオンライン研修を受けるのは主に自宅でした。

研修には2~3時間を要することが多いので、その間夫と息子には支援センターに遊びに行ってもらったりしていました。

しかし、0~1歳児と二人きりで長く出かけるのも大変なので、時折私が外に出て、隣の市にあるコワーキングスペースも利用したりしていました。

オンラインミーティング等も可で1時間500円から使用でき、快適に過ごせました。

研修時はいつも夫に息子を頼んでいるので、たまにはファミサポさんを利用してみたりするものよいのかなと思っています。

リアルタイム配信の研修を受ける際は、時間と場所と人手の確保も課題であると思っています。試行錯誤しながらよりよい方法を見つけていくことができればと思います。


おわりに


とても身近になったオンラインでの研修。対面の研修とはまた違った雰囲気になりますが、運営の方や講師の先生方の創意工夫によって、とても充実した内容になっていると感じます。

今後もたくさんの研修に出会うと思います。時間の制約はありますが、その中でも多くの学びを得ることができるよう、工夫しながら受講していきたいと思います。

読者の皆さまの、受講のコツやポイントなどがありましたら、ぜひご意見をいただけると嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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