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監査論って何ぞや?– 難し過ぎる監査論の勉強方法

こんにちは、kkです!

今回から、会計士受験生にとって有用になりえそうな情報を提供していきます!

記念すべき第1回目は、

監査論、どうやったらいい点数とれるんや?

というテーマでやっていこうと思います!


私も、20年目標の時はいちばん監査論が嫌いでした。
「言ってることも単語も難し過ぎるし、選択肢ぜんぶ合ってんじゃないの?」って思いながら解いたテストは、100点中30点とかでした、、

それもそのはず、
受験生にとって全くの未知の世界の話なのに、いきなり「学者とかのお偉いさんが言ってることを理解しましょう!」なんて無理な話ですよ!

先に実務をやらせてから、理論の勉強をさせてくれぇ、、


そんな私でも、21年目標での実力養成答練では、
監査論での6回分の平均点が96.6%と良さげなスコアを残せています!

今回は、私が21年目標でどのように監査論を勉強しているのか、20年目標の時との違いにも言及しながら紹介します!


まず、監査論を勉強する上でのマインドセットとして、以下2点大事なことがあります。

・「監査論キライ」をなくそう

監査論にニガテ意識を持ってたり、「監査論なんかキライ」って思っている方、もったいないですよ!

実は、「監査論ってコスパ最強」なんです!

各教科のテキストを見てみれば一目瞭然、監査論のテキストが一番薄いんです!

あと余白も気持ち多めなので、書いてある量も他の科目に比べたらそんなに多くないんです!
(大原のテキストは、です)

それなのに、「できないからやりたくない」とか「何言ってるか分かんないからキライ」とか思ってるなら、まず監査論とちゃんと向き合ってみてください。
敵はそんなに険しい山ではないんです!


・まず大局をつかむ

監査論、というかどの教科でも大事なことって、「大まかな枠組みを知る」ことだと思います。

成績が良くない方に限って、これを意識してないんじゃないかなと感じてます

20年目標の時の私も、次々にやってくる答練に備えて、教科書の各論点を個別におさえて、肢別でアウトプットして、答練に臨むもまったく成績が良くない、ってことが多々ありました。

これじゃダメってわけではないんですけど、自分は点数を伸ばせませんでした。

ならどうすればいいのか?

今自分がいつの話をしているのか(ex.リスク評価手続のことなのか、リスク対応手続のことなのか)
を明確に把握しながら、そのつど確認して勉強してみてください。

点として個別に見るから、余計に難しく思っちゃうんです。
線としてつながっていれば、特別な検討を必要とするリスクも、重要性の基準値もリスク評価手続で決定するってことが分かるはずです。

点と点をつなげて大局=流れを意識してみて下さい。
視界がちょっと開けるとおもいます。


「じゃー、結局どうやって勉強すすめればいいんだよ!」って言われそうなので、ここから具体的に私が行なっている勉強法を紹介します!

1 テキストの大まかなところだけを読む

さきほども言った通り、まず大局(流れ)です!
そのためにも、1周目は大まかなところしか読みません!


この段階で私が意識していることは、

因果関係、趣旨
(この規定がある意味や、なぜこの手続きを踏むのかなど)

(ex)なぜリスクアプローチ?
→監査資源に制約がある中で、監査に有効性、効率性を持たせるため


対比関係(年度監査と中間監査、4Qレビューなど)


・今どこの時点の話をしているのか、流れ=大局を意識
(リスク評価手続なのかリスク対応手続なのか、B/S日なのかA/R日なのかなど)

(ex)特別な検討を必要とするリスクは、リスク評価手続で決定する


参照ページのリンク
(因果関係やリンクする論点の結び付け、必ず双方にページの参照を記入しておく)
(この工程により、後の勉強が物凄く楽になる)


自分の言葉に置き換える
(とっつきにくい監基報の言葉からさよならする)
(これをすると、理解のステージが一つ上がる)


各論点を読むのにかかった時間を図る
(各節や、各章ごとで時間を図る)
(次回読むときのスケジューリングが楽になる)


2 1の反芻

私は記憶力はそんなに良くないので、テキストをまわすことで記憶の定着を図ってます。

そのときに、1で作った参照ページなどには必ず飛ぶようにしています。
飛んだ参照ページにも他の参照ページがあったら、そのページにも飛ぶことによって、いろいろな論点の結びつけ、整理ができて、記憶の深度も深まります。


3 大局を見つつ、細かい論点に触れていく

この時も、1のときと同じように読み込みます。
大局に意識することを忘れないように!


4 理解度、自信に応じて勉強

・いける!と思ったら、肢別でアウトプットの練習
肢を切るとき、×にした理由もあっているか確認

・まだ不安なら、大局+細かい論点をもう一度見る
そしたら後はアウトプット


ここまでやったら、大分自信は付くはずです!
5は上位を目指したい余裕のある人限定で
(他の教科が基準に達していない場合は、先にそれをやるべきかと)


5 余裕があったら「まとめ」を作る

各章の最初の目次のような、余白のあるページに、その章の論点を書き出します。

その時も、論点の結び付けを大事にしています。

そのページを見ただけで、主要な論点が頭にすぐ浮かび、5分で復習完了するのが理想で、他の細かい論点は、実際のテキストページで確認すればOKなようにします。

これを作ったら、次回からの復習の際、段違いに回転スピードが上がります!

ちなみに、これから私がつくったまとめも公開していくので、私が作ったものを活用してもらってもOKです!笑


以上が、私の監査論の勉強法です!


「流れを意識するって言われても、毎日監査論以外にも勉強しにゃならんものもあるから、流れがつかみにくい!」って思ってる方にオススメなのが、監査論しかやらないdayを作ることです!

これなら、めちゃくちゃ流れを意識してテキスト読み込めると思います!(代償として、頭がパンクするくらいしんどいです笑)


あとは、やっぱり分からなかったら先生に聞くのが一番です!
自分が分かりやすいように噛み砕いて解説してくれるので、記憶にも残りやすいですよ!


これを続けたら、間違いなく点数は上がってくると思います!

ただ、学力ってそんなにすぐには伸びません、、
「今の学力は2ヶ月間の継続の証、今継続していることは2ヶ月後に現れる」という言葉があるくらい、学力は継続の成果なんです

なので、すぐに結果が出ないからといって、腐って辞めてしまうのはNGです🙅‍♂️
2ヶ月継続しても、成果が出なかったら僕を煮るなりして下さい笑

継続は力です!
一緒にがんばりましょう!!


最後に、私の勉強法の参考にさせて頂いた動画を紹介します。この方のYouTubeは勉強するモチベーションにも繋がるのでオススメです!
(監査論を勉強する上でのマインドセットは、もろ受け売りです笑)


https://youtu.be/niJsVtTJY9Y


どちゃくそ長い文章をつらつらと書いてしまいましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます!

あなたにとってタメになったなら嬉しいです!
それではまた!