見出し画像

2022年度チーズプロフェッショナル呼称認定試験 二次試験

大変お待たせいたしました。そしてご無沙汰しております。
そして来年度の受験者のみなさんはじめまして!

☚あいさつ長いわ!

それでは二次試験の総評です。

大問1:テイスティング

難易度:難

実に久しぶりのテイスティング試験です。しかも最初からチーズ名が出ています( ゚Д゚)!
テイスティングコメントを書くことよりも、(2)~(4)のがやっかいだと感じました。そして(4)の基本スペック問題、最近よく出ますね。CP試験は丸暗記じゃだめといってもこの辺は覚えておかないとどうしようもないですね。カンタルとグラナパダーノとはなんとも変化球という感じです。

大問2:接客対応(ヴァランセ)

難易度:やや易~普通

接客対応問題というよりは、ヴァランセについての基礎知識問題と言っていいでしょう。ここは難なくいきたいところですね。

大問3:スペインチーズの紹介

難易度:普通

○○セミナーを開くからいくつかチーズ選んでカリキュラムを~の方が易しいかなと思わなくもないですね。一つだけ、というのが逆に悩ませたかもしれませんね。条件(友人についての情報)も考慮にいれて理由付けをうまく書ければどのチーズを選んでもいいでしょう。解答例を二つ用意しました。一つは日本でも入手しやすいけど現地ならではの楽しみを紹介、もう一つは日頃フランスチーズを愛好している友人にむけての紹介、というアプローチでやってみました。

大問4:ミルクにはないチーズの特徴

難易度:やや易

最後にいつものような論述とは変わった、とても根本的なものを問う問題がでました。あまり深く考えずに、冷静に、ミルクにないチーズならではの要素をピックアップして文章化していけばよいのではないでしょうか?私は2つの要素を取り上げてみました。

最後に…

今回の二次試験、私の知る限り過去最低レベルの合格率でした。その合格基準ラインがどれくらいのところなのか?どんな解答が不合格になるものなのか?出題自体が大問1以外、特に点差のつくところが見えなかったと感じるので、はっきり言って今回の解答例には自信がありません。従来のC.P.A.の解答基準であれば合格できるだろうと思えるものは作っているつもりですが、この出題と合格率の相関性からすると何か評価の基準が変わってきているのかもしれないと思うのです。もし他のサイトや教室(そもそも地方で対策講座に通えない人たちのためのNoteなので矛盾してるかもしれませんが)で解答例を得られたらそれも見比べてみるとよいかもしれません。

自身がないと言いながらいつものようにこれは有料提供としてますが、これまで無料提供している数多くの問題演習を利用して合格をつかんだ方たちからの投げ銭的なニュアンスもあって試験問題解答例は有料にさせていただいてます。このやり方も来年以降変えていくことを考えてはいます。本来コストのかかっている自作教材の方を有料にして、試験解答を無料にするかもしれません。


ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 750

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?