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学習する組織を読んで Part 3

Part.3は共創的コミュニケーションのお話

メンタルモデルとは

私たちがどうのように状況を解釈し、行動を取るかを決める前提。
こうあったらこうなるという決まった型のようなものを持っている。

私たちの頭の中に出てくる職場の同僚や顧客、取引先、事業環境などは、すべて実物そのものではありません。私たちがつくった模型が頭の中にあるに過ぎないのです

推論のはしご

認識、解釈、前提、結論、行動、信念
あまり経験のない状況では一つ一つステップを登るが、同じような状況をくりかえに経験するうちに飛躍してしまう。

自分自身の信念や世界観と合致するデータだけを選択的に認識し、合致しないデータを無意識に排除してしまう。

メンタルモデルは空気のように自分自身にとって当たり前になっているため自分自身では気づきにくい。

メンタルモデルのデメリットを回避するためには推論のはしごをゆっくりのぼることが必要。

共創的コミュニケーション

話し方聞き方には4段階ある

儀式的な会話

礼儀正しく丁寧にしかし噂話や所属している部署からの情報でできたメンタルモデルによるフィルターがかかっていてよそよそしい

討論

互いが礼儀正しさの殻を破って率直に自分の考えを述べる
互いの意見がぶつかって不一致があることをよしとする

内省的

たとえ意見が違う人でもその人の立場になって共感的な聞き方ができる

生成的

内省的な会話では基本的にはそれぞれ立場が異なるという前提に立っていた。
自分も他人も相互につながっている全体の一部であるという前提に立つ

共創的コミュニケーションを展開するためにはチーム学習の能力が必要。チーム学習とは、グループで一緒に、探求、考察、内省を行うことで、自分たちの意識と能力を共同で高めるプロセス。

チーム学習のレベルを上げるための3つのスキル

メンタルモデルを保留する

この場でこうした話をするのは賢明ではないというメンタルモデルを一旦脇に置く。場がそのような雰囲気に囚われているのではないかとあえて問いかけてみる。

視座を転換する

ここがちょっと難しく理解ができなかった。
相手の立場に立ってみることと、自分の意見を述べることを両方使う?

手放す

ビジョン目標あるいは信念規範のどちらかを手放す


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