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学習計画どうしてる?

 昨年01月26日から 小中学生への学習支援で得た知見を基に色々
書き始めて62回目です。

 ゴールデンウイークが終わり
新学期が始まってから 約一か月半たちました。

 一つ前の投稿にも書いたけどで この時期が過ぎると
学校に行くのが 何となくイヤになる人が出てきます。
 正式な病名でないけれど「五月病」と言われているようです。

 どうして そうなってゆくかを分析してみると
先生の言うとうりに授業を受けていって
質問ができる機会がなく 疑問が解決しないまま
そのままズルズルと 授業を受けてしまっていると・・・

「あれれ?わかんない!!」
「授業がわかんないから つまらない!」
「つまらない話を聞いてても おもしろくない!」
「おもしろくないから 授業がいやだ!」
「そんなら 家にいて 楽しいことをしていたい!」

となり 長い休みを挟んで
それまで張りつめていた糸が 急にプッツリ切れてしまい
休みが明けても なんとなく気分が悪くなったり だるい気がして
勉強する気がしない 外に出たくない・・・
となり 「五月病」が始まるようです。

 でも 理由を追っかけてみると
解決方法は以外に簡単なんです。

 つまり 受け身の学習を続けていった結果
新しい学期で習っていることが
しっかり理解できていない事が大きな原因のようです。

 そこで 受け身にならない学習を進めていけるよう
これからの学習計画をたてる 時期がやってきました。

 計画の立てかたは以外に簡単です。
まず 普段の時間の使い方を書き出してみましょう。
紙に円を描き 24時間をどう過ごしているのかグラフにします。

 そうすると 学校や塾に行ってない時間で
ダラダラ過ごしているスキマが見えてくるはずです。
そんな時間を見つけ
自分が何を学習しているのかを 
きちんとつかまえておくことをお勧めします。

 もちろん 遊ぶことは大切です。
でも ダラダラすることとは違います。
自分の時間をどう使うかは 自分しだいなので
自習時間をつくることから始めましょう。
ふだんの積み上げが 学習に良い効果を与えてくれます。

 ということで まずは時間の使い方を見直し
学習計画を考えてみましょう。
 

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

 ゴールデンウイーク中に 学校から離れて
自由気ままに過ごせる雰囲気にひたってしまうと
その対として 学校で強制される「学習」を理解してしまい
忌諱反応の理由が自分にはないため
「時間がない」のを理由に
あたかも被害者であるように 振る舞いはじめます。

 そのためにも 時間の使い方を再整理する いい機会です。
ぜひ 生活を整理することで学習計画を立てられるよう
手助けをしてあげてください。
                                                                                                                                                                                                                  
11.MAY.2022.ARAI