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ハンドメイドイベントは1,000円の饅頭を買う場

こんにちは。COYOです。
今回は、ざっくり言うと「ハンドメイド品に価値をつけよう」という内容でお送りします。
価値?何をいきなり?という方は多いかもしれませんが、色んな目線で考える「モノの価値」を思考することで、販売につなげていくヒントがたくさんあるので、そこについて掘り下げます。

▲ハンドメイド品に付く「価値」に人は群がる

みなさんがハンドメイド品を作るのはなぜですか?
売って利益を得たい、自分の作品をたくさんの人に見て欲しいなど、理由は様々ですが、要は「自分に利益を生むモノ」を生産しているのだと思います。

では、自分に利益を生み出してくれる作品をもっと世に出す(多くのお客様に広める)にはどうしたらいいでしょう。

大事なのはズバリ「価値」です。
次項でわかりやすいたとえ話をします。

▲100円の饅頭と1,000円の饅頭を並べて売ったら?

100円の饅頭1,000円の饅頭を売る話です。

見た目に大差のない2種類の饅頭を売ります。
ひとつは100円、もうひとつは1,000円。

△100円の饅頭は安いことが「価値」に直結

お客様が来店しました。
100円の饅頭と1,000円の饅頭です。
黙っていれば、お客様は迷うことなく「100円の饅頭」を選んで買っていきます。

このとき100円の饅頭は「見た目に大差が無い」うえに「1,000円の饅頭より安い」ことが価値となっています。

つまり100円の饅頭は「価格」が価値なのです。
なんの売り文句がなくとも、「安い」ことこそが、アピールするべきお客様にとって最大の「メリット」となります。

仮に美味しくなくても、100円だからと「思い悩まずに」思考は通り過ぎるので、デメリットが生じても大したダメージにならないのもあって、気軽に購入できます。

△1,000円饅頭に「価値」をつける

かたや1,000円の饅頭ではどうでしょう。
何の説明も無ければ、売れ残るどころか目にもつかない可能性があります。

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