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ミーム演劇教室 稽古日誌

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「ミーム演劇教室」(毎週火曜開催)の「稽古日誌」です。先生の発言や寺原が感じたことを発信します。 週1回更新。 パフォーマー他、「表現」に関わる方に特に読んでほしい!!
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2022年2月の記事一覧

【第38回 ミーム演劇教室 2022.2.22開催 稽古日誌(ではなく)[3/15 『The Holy Man』試演会告知!!]】

【第38回 ミーム演劇教室 2022.2.22開催 稽古日誌(ではなく)[3/15 『The Holy Man』試演会告知!!]】

<概要!!>

3/15(火)、15:00~17:00、いつものスタジオ(新宿ダン⭐︎スタ3 東京都新宿区西新宿7丁目13-7 タカラビル3F)にて、試演会を行います!
公演ではないので、普段の教室の料金設定以外にチケット代などは設けません。
(普段の教室の料金設定:受講─1,500円/回、見学─2回目まで無料・3回目から1,000円/回(学生はいずれも無料))(当日、受講は出来ませんので、見学の

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【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催②[もう一人の受講生へのアドバイス編]】

【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催②[もう一人の受講生へのアドバイス編]】

一昨日に続いて、今週2/15に開催した教室の記事更新です。
前回は、先生の私へのアドバイス編でしたが、今回はもう一人の受講生へのアドバイス編です。

『The Holy Man』は、演者(受講者)に合わせて、モチーフになる人物が異なります。私には、シェイクスピアによって稀代の悪役として描かれた(てしまった)リチャード三世。もう一名の受講者には、女性ということもあり、ジャンヌ・ダルク。
テーマは同じ

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言葉の乖離性と虚偽性に関して、ここで暴露するということを、リチャード三世という器を借りて、人間の心の真情を吐露することが目的【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催①[私へのアドバイス編]】

言葉の乖離性と虚偽性に関して、ここで暴露するということを、リチャード三世という器を借りて、人間の心の真情を吐露することが目的【第37回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.15開催①[私へのアドバイス編]】

今回2回記事出します! 先生から私へのアドバイス編と、もう一人の受講生へのアドバイス編。まずは私へのアドバイス編です。

『The Holy Man』、後半部で台詞を遣うのですが、先生のオーダーは、「行為と言葉が全く異なるものを示す」、というもの。
具体的に、行為としては「蝶々を見つけて捕まえて喜ぶが、思わず蝶々を掴む力が強すぎて殺してしまう」。
しかし台詞は全く違う、リチャード三世の、戦死したボ

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新しい視点で、演技というのと演劇というものを捉えて、古典を違うところに浄化していくという作品になる。【第36回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.8開催】

新しい視点で、演技というのと演劇というものを捉えて、古典を違うところに浄化していくという作品になる。【第36回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.8開催】

最近ずっと、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」を聴いています。講談師の神田伯山さんがMCを務めるこの番組。毎回爆笑させられます。語りが上手くて内容に聴き入っちゃうので、ラジオなのにながら聴きが出来ないのが玉に瑕ですが、とても面白いので皆さんも是非聴いてみてください。
https://www.tbsradio.jp/edo/ ←TBSラジオのサイトに飛びます。

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さて、今回はダメ出しもあ

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ミーム表現で1番大切なのは「手」なんだよ。【第35回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.1開催】

ミーム表現で1番大切なのは「手」なんだよ。【第35回 ミーム演劇教室 稽古日誌 2022.2.1開催】

今回、私(寺原)の上演は、最後まで行く前に先生に止められてしまいました。やりながら私も、「視線だとか呼吸だとか、生理感覚を裏切って演技してしまっているな」と感じていました。諸々原因はあるのですが、先生にも、それは伝わってしまったようです。

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先生:管理下の寺原でいたのはどこら辺から? 常に楽しめなくて、管理下の寺原でこれを段取って演じなくちゃいけない状態で進行し

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