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ボカロ調声解説【ウナの惑星①】打ち込み編
こんにちは。ボカロpの子牛です。今回はnoteで取り上げる内容についてツッタイーでアンケートをとってみたよ。
次にnoteに取り上げる内容
— 子牛@新曲「ウナの惑星・DAWN」 (@COWshi504) September 15, 2020
70人も投票してくれた。みんなほんとに読んでくれるのかな?ということで選ばれたのがウナの惑星のボカロ調声解説。個人的には数合わせにアンケートに入れてた項目だったのでちょっと以外。あんまり調声に自信があるわけじゃないんですが、「ウナの惑星の調声すごい!」みたいなコメントがちらほらあったので悪くはない出来なのかな?
ウナの惑星については、前回作詞作曲の解説をしています。
○声の設定について
主要な設定は、音街ウナスパイシーをベースに
ブレス 0
ブライト 76
クリア 19
ジェンダー 36
ポルタ 77
グロウル 3
クロスシンセンスでスイートを8混ぜ込み
といった感じ。今回はウナちゃんのボイス素材を使ったので、その声になるべく近いところを目指して設定しました。参考にしたのはガヤパート前の「いっくよー!」の声。ジェンダーは低めで幼く、ブライト高めでクリアも少し触って声色を明るくしております。プレスは触ると耳に痛くなったので0、スイートを少し混ぜてさらにボイス素材に近づけるって感じだったような気がします。PORはウナちゃんの場合いつも75~80と遅らせ気味にしてます。なんとなく。
○打ち込み
最初にネタバレするとベタ打ちと大差ないです。ウナちゃんはベタ打ちでも十分歌ってくれるんです。この記事の意味なくなりましたね。でも一応少しは触ってるんで、見てってください⸜( ' ᵕ ' )⸝
・「ウナの惑星を作るんだ!」部分
最初の打ち込みはこんなかんじ。基本的に要所要所32分で分割して音の入りを上下させたりしてます。なめらかにしたい場合下に移動、はっきりさせたい場合上に移動させてるよ。あとは移動させず、分割させておくだけでもピッチの動き方が変わるので、音のとり方が気になるけど大きくは変えたくない…ってとこでよく使ってる方法です。オープニングとかダイナミクスは一切触ってません。
・Aメロ部分
さっきと同じ感じで分割して調整してます。そういえば分割する場合、例えば「ら」なら「らー」と「らあ」という二種類の打ち方がありますね。基本は「ー」を使って、母音のパワーがほしいときは「あ」を使ってます。ボインボイン⸜( ' ᵕ ' )⸝ここではダイナミクスも発音が気になるとこだけちょっと触ってますが、ほとんどいじってないですね。
・Bメロ部分
ここはびっくりするほどベタ打ち。もはや「ベタ打ちでここまで歌えますよ!」っていうデモソングですね。
・サビ
サビも他パートと同じ感じ。「うなうな」のとこをめっちゃ刻んでますが、これは声のパワー感をちょいと強調させたかったからです。
・二段サビ部分
ここもほとんどベタ打ち
打ち込みは以上です。所要時間は1時間。他のボカロの調声は丸一日かかるんです。ウナちゃんえらいね。
↓ベタ打ち状態はこんな感じ
↓調整したのがこちら
違いはわかったかな?ぼくはわからなかったよ。まあ、調声後のほうがハキハキしてメリハリも出たかなあってとこでしょうか。でもベタ打ちでもいいね。これからボカロを始める皆さん、ウナちゃんは打ち込んだだけで上手に歌ってくれるのでほんとにおすすめだよ⸜( ' ᵕ ' )⸝
これはエフェクトかけてない状態です声小さいし音量差もあるしボソボソしてて聞き取りにくいね。。。というわけで次回は書き出し後のエフェクトについて解説していくよ。待っててね~⸜( ' ᵕ ' )⸝⸜( ' ᵕ ' )⸝⸜( ' ᵕ ' )⸝
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