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廊下に光と風が抜けるフルリノベ【カウカモのリノベ事例】

カウカモで物件を購入し、ご自身でリノベーションされた住まいの事例を紹介する本連載。

第16回目は、コンセプトから入念に練り上げられた、フルリノベーションの事例をご紹介します。

■ フルリノベーションの内容(総額 約1000万円)

・間取りは2LDKから1LDK+WS(ワークスペース)に変更し、本棚兼洗面スペースとして使える廊下空間で、各居室をひとつなぎとした
・デザインは、既存の構造をなるべく活かし、天井の大部分は躯体現しで仕上げた
・寝室 / LD / 廊下の床を、無垢フローリングで統一し、玄関 / キッチンの床はモルタル仕上げとした
・壁は白塗装とし、建具も壁の一部として見えるように仕上げた

✔️ 全体をより明るく、一体感のある空間に

玄関からLDを見た写真。寝室から玄関、LDへと一直線に続く廊下は、光と風を全体に通します。廊下部分は半分のみ天井を作り、LDに飛び出させることで連続性を感じる形状にしています。また、躯体壁および天井を活かしており、既存の構造への尊重が感じられる造りです。
LDから寝室方面を見た写真。LDと寝室、両端の二面採光という物件の特徴をリノベーションに活かし、全体を明るく、広く感じられるような計画としました。

✔️ 「本物」にこだわった仕上げ

天井は、基本躯体現しとし、元のコンクリートを見せる形にしました。また、LD・廊下・寝室の床には無垢のアカシアを採用。節の入った風合いのある床材が、白壁とコンクリートに映えています。
廊下沿いの壁・建具は、クロスではなく白塗装で統一しました。
キッチン。高さはリビングより10cm低く設計したほか、床はモルタルで仕上げ、清掃性を向上。またキッチン本体には扉を設置せず、オープンな造りとしました。

✔️ 各材の仕上げに感じる、細部へのこだわり

玄関部分。廊下沿いのドアは、枠を設けず、塗装で壁材と合わせることで、壁がひと続きに見えるような設計に。また写真右手の固定棚は、躯体の中に棚支えを埋め込むことで、躯体から棚が自然に生えるかのような雰囲気を演出しています。
廊下の傍にあるワークスペースは、差し色のイエローが特徴的。床には、耐久性に優れた長尺シートを敷いています。

✔️ 番外編:インテリアを入れるとこんな感じ◎

幅を広めにとった廊下は、天井を高くした部分を本棚として活用。棚の素材にはシナ材を使用しました。
リビング部分にインテリアを配置した写真。

■ 工事の概要

・工事内容:フルリノベーション
・広さ:60.44㎡
・築年数:築45年
・工事費用:総額約1000万円

■ リノベも視野にいれた物件探しがオススメ!

リノベ済み物件そのままも、
追加で少しリノベも、
全部リノベするのも OK!


カウカモは、リノベーション住宅の「買う・作る・売る」ぜんぶをお手伝い。

難しいイメージのあるリノベーションを、かんたん・手軽な仕組みでお届けしています。

どんなタイプのリノベーションもお任せあれ。

詳しくは、カウカモのリノベーション紹介ページをご覧ください。


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