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わたしのはなし

title: わたしのはなし
date: 2020年05月07日 02時13分
status: 公開
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少し前に、とあることで相当傷ついたことがある。それはとてつもなく理不尽なことで、"わたしの人生はおわった"のだと、はじめて心底おもった。

でも

"わたしの人生はおわった"と、思い詰めることの苦しさみたいなものを、わたしは誰かに絶対にさせない。わたしはそのようなことをする人間には絶対にならない。

そんな確信をひとつ得た。

そうしたら、わたしを傷めたひとたちが本当に愚かで陳腐にみえた。

そして感謝してみた。そういうのってすげーダセぇんだな。教えてくれてありがとね。あなたたちが詰んだときは助けてやるよ。だってそうするのはこわいからだろう?安心していたいからだろう?

わたしはわたしをあきらめない。あなたたたちを"わたしをあきらめる理由"には絶対にしない。わたしは鉄壁。あたたかくてやわらかくてとてもさわやかな鉄壁よ。かかってきやがればかやろう!


最終的にわたしをすくったのは、わたしだったという話。

2017/03/28 03:15


追記


最前線で戦う人が、"使命"以外に心を砕いて、不可抗力に立ち向かう姿を、見たことがある?

"仕事"ってだけで家族でもない人々に起きた惨事のために、持てる技術のすべてを尽くし奮闘してなお、"自分がほんの少しでも力になれたとは到底思えない"と嘆き震える声を、聞いたことがある?

助けてもらう立場だった私が知ったのは一点の曇りもない感謝の気持ち。懸命なあなたたちがいたから私は、生きていくことを諦めなかったんだと思う。事実を受け入れるという冷静さを、はっきりと取り戻せたんだと思う。そしてあぁ、辛いのは私だけじゃあないんだなと感じられたんだと思う。

差別みたいなことをする側のひとたちってきっと、こわいんだろうなと、思う。
「あたしはあんたと同じじゃないんだよ」って言ったところで、一体何が変わるのかしら?


今できることは、普段よりずっと気を配って、体調管理して、部屋も心も換気して、できるだけ明るい気持ちでいよう!と思う。

この毎日はきっと、家族や友人、どこかの誰かに救われ続けて成り立ってんだ。大事に過ごさないとね!


こんな風に考えたところで、今夜も私は私に救われた。

明日も元気にがんばるぞー




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