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ほかの誰かと比べるなんてできないって教えてくれた人について

 私は大学でできたいわゆる仲良し的な人に疲労を覚えていた。男友達が多いマウンティングや告白された人数マウンティング、顔面マウンティン等々。約一年間会話内容の大半がマウンティングだった。それに私は疲弊しきって、なんだあいつと思っていた。それと同時にもういっそ私が負けたと思えば楽だとも思った。
 苦しくて夜中親友に電話した。「私はがんばってる。比べられて辛い。」って悶々とした気持ちをさらけた。
 本を書けるレベルにいいことをいう親友は私に「どこも負けてないのに、負けたと思うなんて勿体ない。」と言った。その言葉にとても救われた。勝ち負けとか関係なく存在に価値があるんだって思うようになった。

 優しい人は物事を深く考えている人だと私は思う。すなわち優しい人は相手はこう考えるだろうという思考を頻繁にするということだ。

 優しくありたい。たくさん考えて生きていきたい。

 辛いと思うことで溢れる毎日でも、温かいお風呂に入ると幸せを感じる。私は関わる人たちにとっての「温かいお風呂」みたいな存在でありたい。

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