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走ることについて

去年の12月頃から定期的に走っている。だいたい週に一回、多いときで週2回だけど、滅多にない。週の一回が抜けることはときどきある。雨だったり忙しかったりで、これまで走れなかった週が何度かあった。

最近では「走ろう」という気持ちになることがある。毎日ではないけど、今週一回はどこかで走ろう、という気になり、都合をつけて走りに行く。走らなければいけない、というより、前向きに走ろうという気にはなる。

でもいざ走ってみると、退屈で意味のない行動のように思えて、飽きてくる。この飽きをなんとかすべく、Podcastを聞きながら走ったり、またそれに飽きたら音楽のプレイリストを再生しながら走ったり、もしくは走っている最中の音声を録音しながら走っている。それでも飽きたときに、その日のジョギングは終了する。もういいか、となって。

鴨川夜Run

走るという行動には前向きになっているのに、走っているときはそんなにだったりする。走ることそのものを楽しんだりは、できていない。暑いし、疲れるし、なんか足が痛いような気がするし。走っている人がよく言う気持ちいいとか楽しいとかって境地には達していない。まだまだ走り込みが足りないのか。

我ながら、それでよく続いているなと思う。無理矢理続けているようなところもある。走っていることで得られるもの、みたいなのは特に実感がない。去年の12月からだから、きっと体力はついているのだろう。体重は、走ったことでは特に変化なし。走れる距離、時間が伸びたことはある。前は1時間とか、10km走れるかどうかだったが、今は2時間ぐらいなら頑張れば続けて走れる。まだ20kmも続けて走ったことはないけど、やれるんじゃないかという気はしている。だから何だということではある。

でも当初の目標が、体力をつけたいということだったから、概ねその通りに作用しているとは思う。ぶっ続けで動けるぐらいの体力は少し戻ったんじゃないか。あとは体を動かしていることで疲労の蓄積を解消するというか、滞留を防ぐというか、メリハリのある生活に少し近づいているんじゃないか。走っているときのほうが調子いい、と人はよく言うから。僕はそんなに実感できてないけど。

以前にランニングマシーンというか、あれなんて言うんだっけ、ルームランナーだっけ、ジムとかにあるやつ、あれをやったことがあって、僕にはちょっと合わなかった。あれはなんというか、走らされている気分になる。自分のペースで走れず、勝手に地面が動いてしまうからすごく嫌な気持ちになる。僕はそういう他人の意に沿うことだったり、自分の意思で決定できないことがすごくつらくて、外を走っている方が合っていた。

今走っているのは京都の鴨川で、いつも夜に走っている。鴨川まで歩いていける距離に住んでいながらジョギングをしないのはもったいない、という思いから走り出したのもある。西賀茂橋から五条の手前ぐらいまでだいたい8kmの直線が続いており、信号がなく、往復することができる。京都の街を縦断することで景色も変わり、なかなか理想的なジョギングコースだと思うので、京都に泊まることがあればぜひ、試してみてください。僕は夜走っているけど、景色などを楽しむなら明るいうちがいいと思います。夕方は虫がいっぱいなので注意。

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