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【音楽×珈琲 鑑賞録】あとがきとこれから

音楽観を鍛える鑑賞録。
エンディングを迎えました。

2022年の元旦。
ほぼ1年を通して著書『366日の西洋音楽』に掲載された日々の音楽家と音楽を自分なりに咀嚼し記事にしてきました。

毎日この本から音楽を紐解いていったおかげで音楽室に飾られた肖像画の人々の人となりを知れただけでなく、クラシック音楽に関する知識の裾野は拡がったと思います。
この行動と知識がなんの意味があるのかと常々思わされながら、今もそんな気持ちはありながら、無駄ではなかったということを胸を張って豪語できるときを築きたいとは考えています。

いま、年間のベスト的な音楽を探ろうかなと過去を振り返ってみましたが、音楽性の好き嫌いというより、自分の人生の文脈的感慨になってしまうので、おすすめしたい名曲ベストなんちゃらとかではないなーという気持ちになり、量も多いだけに振り返って届けたいものでもないな、と。
なので、2022年の新年初頭ということもありますので、ここからは展望について記事にしてみたいと思います。

この鑑賞録を書く以前は、DTM(Desk Top Music)について"音楽制作note"というかたちで記事にしていました。
主にAppleがパブリッシャーとなっている"Logic Pro"について、自分のDTM制作の進捗を記事にしていましたが、この1年で素材をかたちにするくらいまでには発展できるようになりました。
ただ依然、世に送り出せるマスタリングができるわけでもないので、楽曲としてのアウトプット、アートワークとしての発信ができないのなら、なにをよすがに伝えたらいいのかと悩んでしまい、昨年は「鑑賞録」というかたちで力を蓄え、今年はどうするかと悶々と考え込んでいました。

そして、今年は楽曲を創る姿勢をアウトプットしようと決めました。
つたなくとも、ありのままで音楽制作を行い、その都度の学びや進捗をアウトプットします。
昨年の鑑賞録を記事にしていくなかで見出した自分自身の長所短所を踏まえると、好きなことがあって続けることはできても没入時間が貧弱なうえ能力も乏しいことが浮き彫りになってしまいました。
今年になったら心を入れ替え、鋭敏な精神で行動できるという気もしないので、心の赴くままに気分良く続けていこうと思っています。
そのなかで、意味があると思えたものを言葉にして、それがあなたの共通する価値に添えたら嬉しいです。

行動は神聖化せず、されど尊い。
役に立たないけど味のある発信をお届けしていきますので、本年もよろしくお願いいたします。

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