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【音楽制作note 2022】DTMオーケストラサウンドをつくろう ⑥

日々の学びと制作を価値あるものに還元できるようにするための【音楽制作note】

現在のテーマを『自作DTMオーケストラサウンドを聴けるレベルにしよう』
という感じにがんばっております。
しばらく音楽制作の傍ら、進捗状況と使用音源などを紹介していきます。

DTMオーケストラサウンドの気になる音源

・ORIG!NALS CINEMATIC FROZEN STRINGS

今回からはストリングス音源で気になるプラグインを深堀りしていく内容にしていきます。

今回紹介する"ORIG!NALS CINEMATIC FROZEN STRINGS"は、"BBC SYMPHONY ORCHESTRA PROFESSIONAL"や"CHAMBER STRINGS"などでストリングス音源に定評のあるSPITFIRE AUDIOの2022年最新作です。

要点をみていきましょう。

編成: 4 violins, 2 cellos, 2 bases (2/2/0/2/2)
収録: AIR Studios「Lyndhurst Hall」
容量: 2.8GB
価格: USD 29.00 (約3,700円)

特徴は氷のような音色(icy tone)と型破りな演奏テクニックで、"Super Close"という楽器のブリッジにマイクをセットして録音された音がかなりクリアで印象的です。このマイクポジションを含めた3箇所から収録した音響を組み合わせて作る音源です。
視聴すれば一聴して「氷の世界」が醸され、かなり個性的な音。
自社のオーケストラ音源、"ALBION V TUNDRA"に世界観は近いようですが、その音を参考に8名の小規模編成で制作されているため、かなり親密な音に聴こえます。

容量も価格も手頃で、操作もシンプル。
用途は限られる音源ですが、購入してもさして懐が痛まないところがいいですね。

そのほかにも2022年に際して新たに
"ORIG!NALS Essential Cinematic Ingredients"と題して、さまざまな音源が同価格で発売されています。
劇伴音楽やゲーム音楽に向いていそうな音源が数あり、目移りしてしまいますが、ほんとうに使うか使わないかはしっかり考えたいところです。

大切なリソースは有限ですからね。

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