【音楽×珈琲 鑑賞録】11月26日~ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン オペラ『フィデリオ』

音楽観を鍛える鑑賞録。
エンディングまであと【36日】
11月26日のテーマは、【主題】

とりあげる作品は、
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン /
オペラ『フィデリオ』
です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven
1770年12月16日頃 - 1827年3月26日
ドイツの作曲家、ピアニスト

『フィデリオ』（Fidelio）作品72は、ベートーヴェンが完成させた唯一のオペラ作品です。
主人公レオノーレが「フィデリオ」という名で男性に変装して監獄に潜入し、政治犯として拘禁されている夫フロレスタンを救出する物語。

この作品は、ベートーヴェンの作品群の中でも特に難産に見舞われた作品のひとつ。成功を収める版が完成するまでに何度も書き直しがなされている。

ベートーヴェン中期の代表作。
ブイイの原作の英雄主義的な性格や、当時のヨーロッパの知識人層に浸透し始めていた自由主義思想へのベートーヴェン自身の強い共感を背景として、英雄的な中期の作風。
レオノーレとフロレスタンのパートを歌うには高度な技術を要し、緊張感を表現する。配役を見事に演じた歌手は賛美の的となる。