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音楽制作note Logic Pro Xでロジックを学ぼう!③

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note連載Day:47です。
睡眠時間 0:02〜7:19 実質睡眠 6h28min. 睡眠スコア83
遅寝遅起きが芽生えつつある。早めに摘んで整えていこう。
あーちゃんが『ナイトレストを飲め』とおすすめしてきた。
眠りを妨げるくせに優しいヤツだ。
さぁ、効く前にこれを書きあげます!

さて、昨日ソフト音源について検討していたところ、
それだけで時間がかかってしまった。
音楽制作の方向性に迷いが生じてきたので、改めてこちらの本を読む。

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永野光浩 著 / 良い音の作り方 〜永野光浩流・DTM音楽制作仕事術

この本を読むと、DTMに際して襟を正される。
剣道でいう『正眼!』と𠮟咤される感じ。

"確かに膝に置いたノートパソコン1台でも音楽は作れるかもしれないが、良い音がそう簡単に手に入るはずもない。極めるのはそんなに簡単ではない。それは音楽の世界だけではなく、すべての世界がそうなのではないだろうか。"

(永野光浩 著 / 良い音の作り方 〜永野光浩流・DTM音楽制作仕事術 P.58)
 スタイルノート. 2017

平手打ちをくらったような気持ち。
そこから展開される良い音とは何かという解答に納得しつつも、
神妙な気持ちにもなっていく。
気軽に『DTMはじめました!』というのもおこがましく、
意気消沈してしまいそうになる。
私自身としては、やるかやらないかの極論ではなく、
正面から著者の意見を受けとめ、現実とのアウフヘーベンを目指したい。
つまり、そもそもなぜ音楽を創るのかという問いに対峙して、良い音を模索していきたい。

いま、
安宅和人さんの『シン・ニホン』を読んでいるところもあり、
滾(たぎ)るものを感じているところがあります。
この国で何をどうしたいのかということ。
未来の方程式のくだりが、同調して考えさせられました。

未来=課題(夢)×技術(Tech)×デザイン(Art)
”もろもろの科学的な知識やそれらを適用する技術は大事だが、それだけでは未来の創造につながらない。こんな課題を解きたい、こんな世界を生み出したい、そういう気持ちなしで、手なり以外の未来など生まれる理由がない。"

(安宅和人 著/ シン・ニホン P.59 NewsPicks Publishing. 2020)

私個人で解決できる課題などはありはしないけれど、
問いを立て、模索し、検討し、
私なりの応えを提示できるように学びを深めています。
その創発は音楽で執りたいし、可能なら未来への貢献を果したい。

それを具現化するためのDTM。
未来への貢献を果たせることが音楽制作のイシューになります。
そして、現在DTMで使用しているのがなぜLogic Pro Xかというと、
Appleが音楽にもたらした革命と思想が、
今の自分にもっとも欠けていて、憧れているからです。

音楽は自由でかっこいいもの。
それを体現したい。

だいぶ歳を重ねてしまったけれど、それでも未来に賭ける気概があります。
音楽は底なしのチャレンジ精神を駆動させてくれるということを死ぬまで示し続けていきたい。
チープでもハイエンドでも、そのグラデーションの最中でも、
挑戦していくことの尊さと、諦めないしつこさと、
悦楽の最たるものだと表明していきます。
良い音楽に良い音は必須要件だけれど、それが果たせないからといって、未来をおざなりにしてはいけない。稚拙でもやっていきます。
言い訳はしないで、確かな足取りと明確に見据えた未来へ、歩みを止めない。
いつからでも遅くはない。人生は今しかない。
これからの人生で今が一番若いんです。
唯一平等なこと、この世に生きるすべての命は、同じ時間のスタートラインに立っているということですから。

やりますよ。
良い音楽を作っていきましょう。

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