問題解決能力は考える力を失わせる。
問題解決能力が高い人ってどんなイメージがありますか?
賢そう?
優秀?
天才?
実は、問題解決能力は考える力を失わせてしまうのです。
今日はそんな恐ろしいお話しです。
とまず、本題に入っていく前に、
日本人は洗脳されてるって知ってました?
最近見たダラシメンホラーチャンネルの都市伝説の話でもあります。
戦後、教育が激変したという話なのですが、
地政学を廃止した、そうです。
地政学っていうのは地理のガチバージョン。
って動画内では話してました。
これを僕がどう見たかっていうと、
地政学の力って、
今目の前にある地形からモノを読み解く力、
何がどうなってどこがどうなって、って
めちゃくちゃ頭使うはずなんですよ。
これってそうとう考える力身につくよなぁ、
と僕は考えました。
地政学が廃止されたのは、
日本人の地政学があまりにも素晴らし過ぎたから、だそうです。
実際、日本軍は地政学のお陰で、見知らぬ土地でも土地勘を働かせることができたからこそ、っていう見方ができると僕は思っています。
そう、地政学が亡くなったことで戦後僕たちは考える訓練を失いました。
さらには、教育の変化や、終身雇用など、社会の変化によって、考える機会をどんどん失っていったといえます。
世の中を動かす歯車に考える力は不要ですからね。
そしてここが大事なのですが、そんな日本人向けに「問題解決能力」という「誤った考える力」が導入されたように僕は感じています。
これがいつ頃から入ってきたかはちょっとわからないのですが、多分、引き寄せの法則やマーフィーの法則あたりではないか?と思ってる僕がいます。
問題解決能力って、別に賢くなくても天才でなくても優秀でなくてもできるんですよ。
要は、インプット済みの情報を組み替えたら、それなりの解決方法が弾き出されます。
これは考える力ではなく、情報処理です。
ただ、この情報処理と考えるが混同され始めたのが、引き寄せやらマーフィーやらが入ってきたことによってのはずなんです。
というのも引き寄せやらマーフィーでよくある「いいものはいいものを引き寄せる」的なことですが、これ、自然界において成立しません。
ただ、これを盲目的に信じてると、悪いものをいいものにしたらいい、っていう問題解決思考が働き出します。
そうこれが、危険なんです。
そもそも自然界を見たら、問題などあるでしょうか?
問題を作っているのは僕たち人です。
そして、日本において問題解決能力ブームが起こってしまった。
だから、問題解決能力がある人が優秀だの天才だの賢いって思われるようになってしまった。
では本当に考えることとは何か?というと、
今あることを今あることとして扱うこと。
これが地政学でも用いられた「考える力」です。
最後に一言。
問題解決思考は問題を生み出し続けます。
某少年探偵のもとにミステリーがどんどん巻き起こるように。
問題解決能力が高い人ほど、問題を探し続けますし、問題を作り続けます。
そもそも自然界に問題など一つもないのに、です。
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