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起きている間10割スマホを見続けていた僕がほぼスマホ依存症を直すデジタルデトックスの方法を教える


みなさん、1日にどれくらい「スマホ」に人生と脳を奪われていますか?

TwitterとInstagram、Newsなど携帯のながら見を辞めるだけで幸福度が上がります。

その方法と理由をお教えします。

ベースはこの本と僕の実体験をもとに書いています。


インターネットに触れない時間がない毎日

僕もインターネットに触れない時間は寝ている時間のみでした。

僕の本職はプログラマ。ほぼ1日中、スマホかパソコンを触っています。

仕事が終わっても携帯で

Twitter, Instagram, Facebook, Tiktok, Slack,  Line,  Youtube, Netflix, Hulu, News...

インターネットに触れていない時間はほぼないと言っていいと思います。

実は、これらを止めることでかなり脳の疲れやすさが変わります。

また、幸福度があがるんですよね。

何故なのか、説明していきますね。

脳の疲れやすさが変わる理由

僕らの体はおおよそ1万5000年前から能力や機能が変わっていないそうです。

スマホが登場しインターネットがこれほど身近になったのは10年ほど前。

1万4990年ほど前に作られたスペックのもので、ここ10年に莫大に増えた情報を処理しようとしています。

脳の記憶領域や脳内での情報の伝達速度は全く変わりません。

現代の情報量を脳で裁くのはほぼ不可能だそうです。

生きているだけで大量のデータを処理している脳。

それに加えて、「スマートフォンで常に何か情報が入り続ける」ことは脳の疲弊を招きます。

脳にはデフォルトモードネットワークと呼ばれる機能があります。

これは「特に何か目的もないのだけど考え事をしている状態」を指します。

うつ病患者がネガティブなことを考え続けるような「反芻」もこれに含まれます。

仕事や意識的な作業の20倍ものエネルギーを使うそう。

ぼーっとしていると、特に何か目的もないのだけど考え事をしてしまう。だからSNSを見る。

なんて意見も思い浮かびます。

でも、SNSを眺めている時って特に目的はないですよね?

手持ち無沙汰だから特に何か目的もないのだけどSNS(考え事)をしてしまう

と置き換えると同じことです。

マインドフルネス(瞑想)が良いそうです。呼吸や周りの音に集中し意識をそこに寄せることで脳の疲れを癒すことができるそう。

僕もたまにやりますが、落ち着きますし何よりすっきりするので試してみてくださいね。

マインドフルネス(瞑想)のやり方

僕が知っているやり方は2つあります。

神経言語プログラミング(NLP)の指導者や心理学の先生から教えていただいた方法なので信憑性はあると思います。

呼吸に集中する方法
・5秒かけて息を吸う。5秒止める。5秒かけて息を吐く。5秒止める。繰り返し
呼吸しながら知覚する感覚と音に集中する方法

・自分の体に触れている5箇所を選んでゆっくり数える。
・耳で聞こえる音を5個選んでゆっくり数える。
・自分の体に触れている4箇所を選んでゆっくり数える。
・耳で聞こえる音を4個選んでゆっくり数える。

それぞれが1個になるまでゆっくりと感覚を集中させていく。

両方ともに共通していることは「今の感覚に集中する」ことなんですよね。

特に何か目的もないのだけど考え事をしてしまう状態

ってほとんどの場合、未来か過去について考えていることが多いです。

なので、今に思考を戻す。そうすると脳がすっきりします。

SNSを辞めると幸福度があがる

いわゆるデジタルデトックスってやつですね。

SNSを辞めると幸福度が上がります。これは僕自身2-3週間ほどSNSを辞めて実感しました。

何故なのか。

SNSは以下のような「人の綺麗な人生」しか見えないんですよね。

美味しいもの、友人との楽しそうな顔、高価なもの、旅行。

対して、SNSを見る時間って何もやることがない時だと思います。

自分とスクリーン上の他人との比較を否応なくやってしまいます。

「隣の芝がずっと青い」状態が続いてしまうのです。

その状態でニュートラルに自分と人を比べずにいられる人なんてあまりにも稀有です。

また、人の綺麗な人生を知ったとてあなたの人生は何一つ変わらないです。

であれば、見るのを辞めてしまいましょう。

またSNSでは「顔の見えない誰かの思想」を感じやすいです。

あくまでもSNSの中でしか言われていないことなのに、さも世の中の常識かのように感じ取ってしまいます。

個々の人間の呟きが大きな1人の人格として意見を放っているように見えてきます。

その大きな1人の人格が言う世界からずれていると不安感を抱いてしまう。

これも僕がSNSを利用していて感じたストレスの一つでした。

そんなの気にせずに好きに生きた方が楽しいです。

自分の人生、その人に関係ないですし。

SNSを辞めると人との交流が減る?

見るのを辞めると身近な人とのコミュニケーションがなくなってしまう?

わかります。実際にそうやって話す人が減りました。

でも、冷静に考えると「あえて話すまでもなかった人が本当に話す必要も機会もなくなった」だけなんですよね。

きっとその人間関係は不要です。そもそもいらないものだっただけです。

これまでの人生の経験上、連絡先(LINE)を個人的に交換しなかった人との交流は、組織や環境が変わった後一切残っていません。

つまり「SNS/組織を辞めただけで切れる程度の仲」だっただけです。

であれば、その人間関係についておおげさに気にする必要もなさそうです。

Twitter、社用のSlack、Facebook、Instagramを携帯から消し、パスワードもリセットして記憶させないようにしていますが困ったことは1度だけでした。

本当に仲の良い会社の先輩から誘いがあったときに1度だけ反応ができなかった程度です。

SNSから離れるオススメのやり方

SNSから離れる実際の方法について話します。

僕の方法は以下です。

・アカウントは残す
・パスワードをリセットする
・パスワードを憶えない/管理ツールに記録しない
・スマホのアプリは消しておく

ここ数年でtwitterやfacebookは転職の手段や「個人の信用度」を図るためのツールになっています。プログラマだとその傾向は顕著です。

これまで育ててきたアカウントを捨てるのは正直惜しいですし、やるべきでもないでしょう。

そこで できる限りログインを面倒にする 方法を採用しました。

その方法は ログインのたびにパスワードを再生成する方法 です。

つまり、パスワードを一切どこにも記録せず1ログインにつき1パスワードリセットの組みでログインします。

これはあまりにも面倒です。

だからこそ、「よっぽどの理由」がない限りはログインしなくなります。

これをしてから「キャリアに関係がある かつ 自身のアウトプットに関する投稿」に限定して投稿を行うようになりました。

投稿が厳選されたので自然とエンゲージメント(人がいいねなどを押してくれる)率もあがりコスパがいいです。

できる限りログインを面倒にすることでアカウントを残したままSNSから距離を置くことが可能です。

本当に必要なツールを消す必要はない

ここまでSNSを批判的に書いた僕もLINEは消さないようにしています。

LINEは彼女や友人、家族と連絡する手段なので消す必要性を感じていません。

使うとしても雑談か日常の連絡手段、緊急時の連絡方法です。

ほぼほぼ時間を取られない上に、確実に必要な連絡手段なためLINEは残しています。

先の先輩もLINEを教えることで回避するようにしました。

「本当に必要なツール」は消すべきではありません。

SNSからの完全脱却ではなく「時間を取り戻すための手段」です。

SNSをやらないことで余った時間を友達や家族、自分の理想に向かう時間に使うことが目的です。

大事な人との連絡手段まで消すことは時間を得た結果に対して代償が大きいです。

そこまではやらなくていいと思います。

本当にやりたいことに関連するものは残した方がいい

大切なのは「やらなくていいこと」と「やりたいこと」の線引きを100%しっかりと引くことです。

僕の場合、友人や家族/彼女とのコミュニケーションと大好きなお笑い、読書、質の高いNewsだけはどうしても残したい、と思いました。

そこでLINEとYoutube、Hulu、NewsPicks、Kindleだけは残すようにしました。

それで実際十分でした。

会社のコミュニケーションツールであるSlack、TwitterなどのSNSはプライベートに全く不必要だと判断してスマホから削除しました。

とはいえ、仕事なので会社のコミュニケーションツールはパソコンでいつでも見れるようにしてあります。

瞬間的に対応できないと死ぬ、なんて連絡はほぼ来ないですし周りの人が気付いていい感じにしてくれるので事業がぽしゃることもないです。

返信を返さないと評価が下がるのであれば、おそらく不健全な体質の企業な気がします。

返信を気にせずに時間を確保してスキルをつけたり副業したりしてリスクヘッジしましょう。

スマホを3年辞めると何かのプロになれる

仕事や学校が終わり、朝の隙間時間と寝るまでに合計8時間、フリーの時間があるとします。

何気なく携帯を触るとして8時間 * 365日 = 2920時間。

ある1分野のプロになるために必要な時間は1万時間と言われています。

おおよそ3年でスマホのプロになれますね。1円にもなりません。

その時間を何かのアウトプットに当てると本当に何かのプロになれると思います。

僕の場合、SNSは辞めていませんでしたが、会社の飲み会と残業を辞めて1年わくわくしながらブログを書いていたらそれが1つの仕事になりました。

今ではフルタイムバイトと同程度には稼げるようになりました。

今はSNSを辞めた時間を新しいアウトプットとインプットに当て始めています。

SNSと上手く付き合うなんて基本的には無理です。

SNSは中毒性が高く、辞めるのが難しいのも事実です。

人間は意志が弱く誘惑に弱い生き物です。

だからこそ、

・「使う/残すアプリをはっきりと決める」
・「やらないアプリの扱いはとても面倒にする」
・「大切なもののために時間を確保する」

と決める必要があります。

この記事を最後まで読めたあなたは大丈夫。

きっと上手くスマホ中毒から抜け出せると思います。









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