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北上女川法印神楽(北野神社奉祝祭 夜神楽)2024年9月29日

2024年9月29日(日)
於:石巻市二子団地 東絆会館

0:00 道祖
31:54 橋引
1:01:10 空所
1:22:17 鬼門
1:46:26 産屋

https://youtu.be/wncmKWMDnDg

石巻市河北町にある二子(復興)団地の東会館で河北町長面の北野神社奉祝祭があり、夜の部に行きました。

北野神社のお祭り(神楽奉納)は、まだ復興団地ができる以前(2013年くらい)、追波川の仮設住宅で長面尾崎法印神楽の奉納がされていた時に見たきりだったのでかなりの久しぶりでした。

今回は北上女川法印神楽と尾崎法印神楽が連名での奉納だったそうです。

13:00に一度昼の部があり、用事があり行けなかったので、18:00からの夜の部へ。夜の肌寒さが、いよいよ晩夏初秋からしっかりと秋に入った感じを感じさせられました。

初めての二子で見る神楽。3.11の震災で傷ついた人たちを癒やしながらこうやって神楽を伝承する感じに、静かに共感して胸が暖かくなりました。自分のところ(雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連)も頑張ろう。

女川法印神楽は今年の北上釣石神社の例大祭で少し見ていて(あの時の動画は演目途中で事故があり三脚破損してお蔵入り笑)いましたが、今回はじっくりと見ることができました。

雄勝と同じように、太鼓2台に笛1人の、所謂「羽黒派」なのかな(?)
囃子も似ていて自分にとってはとても馴染易い感じでした。
所々、囃子や舞に違いが見えるのもとても面白かったです。

ネットで調べてみると由来などありましたので、ブログ「祭りの追っかけ」より引用します。

女川法印神楽の由来については東北歴史博物館研究紀要Ⅰより

「旧藩当時から女川飯田の大山祇神社高橋宮司が中心となって、戸倉や十三浜、河北町金谷方面の神職たちと組んで神楽を伝承していたという。現在は7人の地元の人達で保存会を結成して伝承している。胴も笛も心配ないという。時折は志津川の戸倉や雄勝、金谷長面尾崎の組とも交流しているようだ。他の神楽で廃曲となった演目も舞うことができると意欲的である。
女川では「叢雲」と「国譲」は演じていないという。なお河北の皿貝へは以前に荒型の舞を指導したことがあるが、現在の舞型は既に女川の型ではなくなっているという。次の祭礼の他年間多い時で15回ほども演舞している。
10月29日 飯田大山祗神社、10月24日大須愛宕神社、10月17日松崎枚岡神社」

祭りの追っかけ http://maturinookkake.blog.fc2.com/blog-entry-3946.html

三陸〜石巻地域の法印神楽、所謂「浜神楽」も、雄勝以外の神楽をあまり見ていなかったので、今度機会が合ったら神楽大会などにも足を運んでみたいです。

奉祝祭で全ての演目を終えた後に餅まきがありましたが、やはりみんな目の色変えて餅を掴みに走り回っていました。三脚に激突してカメラ倒れちゃったりしても気が付かない(笑)
これも一つの変わらない風景だなとも思いました。



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