マガジンのカバー画像

日々是好日 Every day is a good day

79
どのマガジンにも属さないような突発的に思い立った日記、雑記、悶々の徒然を含めて、ほぼ全ての無料記事をまとめているマガジンです マガジン集 【郷土芸能日誌】おらほう・あんだほ…
運営しているクリエイター

#雄勝町

雄勝町羽坂白銀神社春季例大祭(令和6年)2024年4月27日

2024年4月27日(土) 白銀神社例大祭  於:石巻市雄勝町羽坂・桑浜 記録動画の内容: 準備・神事 宮出・神輿渡御 獅子振り・湯立神事 道祖(雄勝法印神楽) 四天(雄勝法印神楽) 岩戸開(雄勝法印神楽) 五矢(雄勝法印神楽) 所望分(雄勝法印神楽) 蛭児(雄勝法印神楽) 産屋(雄勝法印神楽) 神輿渡御・宮入 今回は神楽も全編撮影できました。 天候などの都合やコロナ禍などが重なり、5年ぶりになる雄勝町白銀神社の例大祭。本当にこれまで祭をやらない(で

雄勝町熊沢五十鈴神社例大祭(令和6年)2024年4月24日

石巻市雄勝町熊沢五十鈴神社例大祭 雄勝法印神楽奉納 於:熊沢番屋 記録動画の内容: 初矢(雄勝法印神楽) 四天(雄勝法印神楽) 岩戸開(雄勝法印神楽) 午後に雄勝中学校にて創作和太鼓の指導が入っていたので、午前中だけの演目のみ記録になります。 祭当日は生憎の雨模様でしたが、現地へ行くと番屋の前に神楽舞台の屋根にブルーシートを掛けて湯立神事が執り行われていました。地元の方や見物人も居て、雨でも来る人いるんだな(自分もですが)とそれだけでも気持ちが温まりました。 数日前に

雄勝町大須八幡神社例大祭(令和6年)2024年4月21日

石巻市雄勝町大須 八幡神社例大祭 2024年4月21日 動画内容: 前夜祭 御祈祷・神輿宮出 神輿渡御(神社〜大須漁港〜宮守) 湯立神事 道祖(雄勝法印神楽) 産屋(雄勝法印神楽) 蛭児(雄勝法印神楽) 日本武尊・チラシ(雄勝法印神楽) 宮入(おのぼり) 大須のお祭では自分も神輿渡御の笛・太鼓でバタバタしてしまい雄勝法印神楽は少ししか撮れませんでした。(産屋だけはフルで撮れました) 今年の大須の例大祭は、大須獅子舞保存会の会員にしていただいたこともあり前夜祭から参加さ

2024年 お祭カレンダー(石巻市雄勝町)

(最終更新日:2024年4月29日) ・大須八幡神社例大祭レポート追加 ・熊沢五十鈴神社例大祭レポート追加 ・羽坂桑浜白銀神社例大祭レポート追加 旧暦で例祭・例大祭の日が決まり、それにより奉祝祭の日を各浜(地区)で例大祭日の1ヶ月〜数週間前から(※)奉祝祭の日程、内容が決まるので、毎年変動ある祭事が多くあります。また、地区の事情などで決まるのもギリギリになったり、日程変更がある場合もありますので、確認してください。 この記事には神輿渡御・法印神楽奉納や獅子舞披露などが行わ

船は、ゆく 和太鼓と獅子舞|2024.03.02(土)

2024年3月2日(土)は石巻市雄勝町の道の駅「硯上の里おがつ」で、【船は、ゆく】という公募展。 そのオープニングで「雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連」の獅子舞と「伊達の黒船太鼓」の創作和太鼓の公演でした。 両団体に所属しているので、どちらとも同じイベントで出演するのはとても久しぶりで、かつ僕と同じく両団体に入っている神山さん(前黒船会長、現愛好連会長)とのデュオでの演奏。 2年ぶりくらいのデュオだったので、感覚を合わせる練習もあり笛と太鼓に集中した2月の練習でした。

企画展 おがつの【匂い】【石】【祭り】(2021年〜2022年)と「おがつのね(音)」

2021年夏〜2022年春にかけて石巻市雄勝町を表す水産、石、芸能をそれぞれテーマに、過去と現在を展示し未来を住民視点から照らす内容の企画展がありました。2021年7月に主に漁業、水産、暮らしをテーマの「おがつの匂い」、2022年1月に雄勝石の硯やスレートの産業をテーマにした「おがつの石」、2月には雄勝法印神楽を中心に郷土芸能や神社の祭りをテーマにした「おがつの祭り」。 その企画展がきっかけで始まった映像、サウンドスケープとアンビエントの作品「おがつのね」を一つ一つ制作後記

おがつのね-石 石​眠​る​山 夏 - 波板- The mountain where sleeping stone are (Summer​-​Namiita)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 企画展「おがつの匂い」に続く展示「おがつの石」の会場でも、石をテーマにした「おがつのね」続投することになり、石と若い工人さんを追いかけて映像と音を拾いにいきました。その第一弾。 雄勝石の産地の一つの波板地区。夏は自然も元気で様々な生物が顔を出し賑やかな山の中。緑色が最も濃い時期。岩肌が出ているところに色々な緑が茂って、池のような大きな水たまりにはその緑色の景色が反射してどこまでも続い

3月2日に向けての獅子舞、創作和太鼓練習

3月2日に(土)に石巻市雄勝町の硯上の里おがつで行われるイベント「船が、ゆく」の 雄勝の民俗芸能の一つの獅子舞(獅子振り)を保存している胴ばやし獅子舞味噌作愛好連の演舞と、創作和太鼓の伊達の黒船太鼓の演奏がされます。2団体の合間に、両団体に入っている僕と、愛好連の会長の神山正行さんの2人演奏も入っているので、それぞれ気合入れて練習していました。 雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連 普段は2人獅子ですが、この時の練習時に獅子役不在だったので、1人で段取りなどの確認。今年くら

郷土芸能じぶんちの「かわら版じぶんち」に掲載していただきました(雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連)(2024年1月1日)

郷土芸能のファンによるオンラインコミュニティ(?)の「郷土芸能じぶんち」そこで郷土芸能を紹介する「かわら版じぶんち」に雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連を載せていただきました。 郷土芸能じぶんちは本当に様々な芸能の紹介や、コミュニケーション、取材した内容をまとめているZINEなど本当に勉強になるしとても楽しいコミュニティ。これから発行されるものや行動がとても楽しみです。 取材当時はまだ公式X(Twitter)アカウント作っていませんでしたが、今年の1月中旬にアカウントを整え

おがつのね-匂い #11 波板 - 営み(海岸清掃、波板石採石)- #11 namiita - a daily work (beach cleaning, slate quarrying)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 雄勝町内でさらに隠れた名所だと思う波板。文字通り限界集落になっている場所でもあります。2014年の復興応援隊の時に波板の住民さんたちと知り合い、どうにかして若い人達に来てもらえる場をつくらなければと色々と力を合わせて活動している方々の地域。 小さな海岸があり、そこで海岸清掃をし、集会場になっている交流館で一服し、その後雄勝石の波板石が採れるところへ硯、石工芸の若人を連れて石をとりに出か

おがつのね-匂い #09 雄勝の盆(2021年) - #09 obon of ogatsu(2021)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: このお盆の映像は、その場の音を使った作品というよりおがつのねシリーズの中でも記録性の高い作品に仕上がったかなと思います。 水難者への供養を行う8月のお盆。雄勝のお盆自体、初めて参加したのは2014年で、僕も雄勝の伊達の黒船太鼓で地域に関わるようになってから一年、復興応援隊で活動していて、その時に夏に大切にしている行事なので手伝いをさせてもらっていました。(復興応援隊は東日本大震災後に各

おがつのね #08 小島 - ウミノイキモノタチ ogatsu no ne #08 ojima - sea creatures

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 「おがつのね-匂い #02 小島 - ある漁師の日常」でもお世話になった小島の漁師さんの浜にいる様々な生き物にフォーカスした作品を作りました。 中村真菜美ちゃんから「◯日の◯時に小島に行って撮りにいけるけど大丈夫?」という、テーマとかの詳しい説明はなくロケ日の確認。おそらく現場で感じてくれということなんだろうと、返答して一緒に行く。いつも一緒に遊んでくれる石巻のモウリさんも合流してカナディアンカ

おがつのね-匂い #06 船越 - ウニ漁 潜り #06 funakoshi - diving for sea urchins

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 実は、自分が現場に行かないで、別の人が撮った映像をもらって編集して音をつけるという事自体が初めてでもあったので始めは少し緊張というか、色々と考えてしまって、少し手が止まっていました。きっとどのカットも重要に違いないと、切り捨てることができませんでした。 船越地区のウニ漁は潜水漁。僕は別件の用事と重なってしまい現場に殆ど行けず、こちらの撮影の大部分は中村真菜美ちゃんが撮影。地元の漁師達

おがつのね-匂い #05 原〜唐桑 - 循環する水 #05 hara-karakuwa - water circulation

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 雄勝は海の町。その豊かな海の水はどこからどこから来て、海に還っていくのかを追いかけることをテーマに水を追いかけてみることに。先にゴールを雄勝湾と決めて、まずは雄勝湾に出る水源。一番わかり易い水源はやはり山の神の水、その上の原地区の大原川へ流れる渓流。天気を見ながら数日足を運び撮影しながら録音。晴れ、曇、小雨といろいろな表情を撮れる。しかし雨のザーザー降るタイミングを撮りたいのだけれど中