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日々是好日 Every day is a good day

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どのマガジンにも属さないような突発的に思い立った日記、雑記、悶々の徒然を含めて、ほぼ全ての無料記事をまとめているマガジンです マガジン集 【郷土芸能日誌】おらほう・あんだほ…
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音の縁側(α-Stationエフエム京都) 【レポート】|2023年12月〜2024年1月

α-Stationエフエム京都のGood and New Kyotoの2023年12月〜2024年1月までの火曜日限定コーナー「音の縁側」の制作をさせてもらっていました。「音の縁側」の楽曲制作を振り返ってみようと思います。 音の縁側α-Station「Good and New Kyoto」火曜日限定コーナー 【「音の縁側」〜音でめぐる京都モダン建築と喫茶の空間〜】 2023年12月19日〜2024年1月23日 モダン建築(近代建築)と、喫茶の音空間をテーマにしたアンビエ

おがつのね-石 石​眠​る​山 夏 - 波板- The mountain where sleeping stone are (Summer​-​Namiita)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 企画展「おがつの匂い」に続く展示「おがつの石」の会場でも、石をテーマにした「おがつのね」続投することになり、石と若い工人さんを追いかけて映像と音を拾いにいきました。その第一弾。 雄勝石の産地の一つの波板地区。夏は自然も元気で様々な生物が顔を出し賑やかな山の中。緑色が最も濃い時期。岩肌が出ているところに色々な緑が茂って、池のような大きな水たまりにはその緑色の景色が反射してどこまでも続い

【出演告知】音の縁側 エクステンドトラック〜触発するサウンドスケープ|2024.03.15(FRI) at 京都 蔦屋書店 SHARE LOUNGE

日時: 2024年3月15日(金) 19:00〜21:00  ※18:30より受付開始 場所: 京都 蔦屋書店 SHARE LOUNGE  (京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]6階) 料金: ・¥2,200 フリードリンク(ソフトドリンクのみ)+スナック ・¥3,300 フリードリンク(アルコール含む)+スナック チケットはこちらで購入できます。 (分からないことあればコメントなどでご連絡ください!) 出演: 星憲一朗(涼音堂茶舗/

Musics for Bamboos (2019)(竹であそぶ 2018年9月4日〜2019年1月14日)

Music for Bamboos(Apple Music/YouTube)01 Bamboo Forest 佐藤那美 Nami Sato 02 Rainai 佐藤那美 Nami Sato 03 Bamboo Picking(竹採集) 四倉由公彦 Yukihiko Yotsukura 04 Spending time with the Bamboos(竹であそぶ) 四倉由公彦 Yukihiko Yotsukura 制作後記:竹であそぶ 2018年9月4日〜2019年

おがつのね-匂い #11 波板 - 営み(海岸清掃、波板石採石)- #11 namiita - a daily work (beach cleaning, slate quarrying)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 雄勝町内でさらに隠れた名所だと思う波板。文字通り限界集落になっている場所でもあります。2014年の復興応援隊の時に波板の住民さんたちと知り合い、どうにかして若い人達に来てもらえる場をつくらなければと色々と力を合わせて活動している方々の地域。 小さな海岸があり、そこで海岸清掃をし、集会場になっている交流館で一服し、その後雄勝石の波板石が採れるところへ硯、石工芸の若人を連れて石をとりに出か

おがつのね-匂い #09 雄勝の盆(2021年) - #09 obon of ogatsu(2021)

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: このお盆の映像は、その場の音を使った作品というよりおがつのねシリーズの中でも記録性の高い作品に仕上がったかなと思います。 水難者への供養を行う8月のお盆。雄勝のお盆自体、初めて参加したのは2014年で、僕も雄勝の伊達の黒船太鼓で地域に関わるようになってから一年、復興応援隊で活動していて、その時に夏に大切にしている行事なので手伝いをさせてもらっていました。(復興応援隊は東日本大震災後に各

おがつのね #08 小島 - ウミノイキモノタチ ogatsu no ne #08 ojima - sea creatures

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 「おがつのね-匂い #02 小島 - ある漁師の日常」でもお世話になった小島の漁師さんの浜にいる様々な生き物にフォーカスした作品を作りました。 中村真菜美ちゃんから「◯日の◯時に小島に行って撮りにいけるけど大丈夫?」という、テーマとかの詳しい説明はなくロケ日の確認。おそらく現場で感じてくれということなんだろうと、返答して一緒に行く。いつも一緒に遊んでくれる石巻のモウリさんも合流してカナディアンカ

おがつのね-匂い #06 船越 - ウニ漁 潜り #06 funakoshi - diving for sea urchins

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 実は、自分が現場に行かないで、別の人が撮った映像をもらって編集して音をつけるという事自体が初めてでもあったので始めは少し緊張というか、色々と考えてしまって、少し手が止まっていました。きっとどのカットも重要に違いないと、切り捨てることができませんでした。 船越地区のウニ漁は潜水漁。僕は別件の用事と重なってしまい現場に殆ど行けず、こちらの撮影の大部分は中村真菜美ちゃんが撮影。地元の漁師達

おがつのね-匂い #05 原〜唐桑 - 循環する水 #05 hara-karakuwa - water circulation

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 雄勝は海の町。その豊かな海の水はどこからどこから来て、海に還っていくのかを追いかけることをテーマに水を追いかけてみることに。先にゴールを雄勝湾と決めて、まずは雄勝湾に出る水源。一番わかり易い水源はやはり山の神の水、その上の原地区の大原川へ流れる渓流。天気を見ながら数日足を運び撮影しながら録音。晴れ、曇、小雨といろいろな表情を撮れる。しかし雨のザーザー降るタイミングを撮りたいのだけれど中

おがつのね-匂い #02 小島 - ある漁師の日常 ogatsu no ne #02 ojima - a daily life of the fisherman

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: 創作和太鼓や郷土芸能関係のイベントなどでもいつもお世話になっている小島の漁師さんにお願いをして銀鮭養殖の朝の作業に同行させてもらえることになる。 企画展の総合監督かつ「おがつクリエイティ部」という様々な媒体の広告物や映像や写真のアーカイブを作っていく自主的な個人の集まり、、的な?(笑)曖昧な衆の中心人物である中村真菜美ちゃん。(メンバーは僕と中村真菜美ちゃんと、画家の宮本悠合の三人く

おがつのね-匂い #01 立浜 - 穏やかな風景|01 ogatsu no ne #01 tachihama - calm scenery

ミュージックトラックはBandcampから視聴、ダウンロードできます。 制作後記: この映像は、2021年5月にこの企画展での会場音楽など話をもらってから改めて雄勝を巡ってレコーダーやiPhoneカメラを構えて普段よりじっくりと一つ一つの場所やものなど丁寧に見て回り始めた時のものです。 動画の海は、確か大須から羽坂、桑浜を回った後に立ち寄った立浜の漁港。ここは普段はあまり来ることも少なくて、大体は春にある北野神社の例大祭の時に神輿渡御で漁港へ来て、そこで雄勝法印神楽の奉納

sound diary(2020)

身近な場所などフィールドレコーディングした音をサンプリングしたり、楽器を乗せたりした習作シリーズ「sound diary」を2020年に始めて、Bandcampでセルフリリースした作品をまとめてYouTubeでも公開しました。(と、言ってもリリースに至ったのは春の作品だけですが) 世界中で身動きしづらい昨今、少し改めて生活圏、少し足を伸ばしたら行ける場所などの音に耳を傾け、そこからどういう内的な体験を表現できるか、そしてその音の場所にどれだけより添えるかということで始めたso

企画展「おがつの匂い」(2021年7月24日〜8月30日)

2021年7月24日〜8月30日の期間、宮城県石巻市雄勝町に新しくできた施設「硯上の里 おがつ」にて開催された企画展「おがつの匂い」に、四倉由公彦として、そして雄勝町伊達の黒船太鼓保存会、雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連として参加させていただきました。 全てのきっかけは、どこから何を、どのくらい、どこまで話して良いのか・・・と、詳しく話そうとするととても膨大な経緯がありますが、簡単に一言で言うと、この企画展の総合ディレクターの中村 真菜美さん(以下 真菜美ちゃん)について軽