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tricot「上出来」

昨夜(12/17)の帰り道、雪が降ってきてテンション上がりました。
23歳になっても雪って嬉しいもんですね。寒いけど。笑

「tricot」というバンドをご存知でしょうか?
4人組、女性3人男性1人からなるロックバンド。
「変拍子」が特徴的です。

今回は12月15日発売されたメジャー3rdアルバム
「上出来」について書きます。

12曲なのですが、Instrumental(歌の無い楽器だけで演奏された曲)も入った合計24曲になっております。フルアルバムでインストが入ってるのは個人的に珍しいなと感じます。
先にインストの方を聴きどんな歌が入るか予想できるのも一つの新しい楽しみ方な気がします。

僕はtricotを高校3年生の時に行ったサーキットイベントで初めて見ました。フロアが踊ってて勢いがすごすぎてライブの後CDを購入したいい思い出です。
前作の「10」もチェックしてて素晴らしい作品だと思った1年後また素晴らしい作品「上出来」がリリース。

1.「言い尽くすトークします間も無く」からtricot節
抜群だけど、どこか新しい感じ。
その後の2.「暴露」 3.「いない」の2曲で加速していきます。

3.「いない」はドラマの主題歌らしいのですが、バキバキのギターサウンドにサビのスピード感満載がたまりません。。

MVの制作されてる5.「カヨコ」
歌い出しから心地よく不思議な気持ちになります。

「早朝の駅まだ 被害者の風が強い」

サビの入り、この歌詞に何故かドキッとさせられました。すごく好きです。

6.「餌にもなれない」7.「Dogs and Ducks」はtricotらしく遊んでて、「待ってました!」と言わんばかり
6.「餌にもなれない」はシンセベースが使われてて新鮮。7.「Dogs and Ducks」の歌詞は「わんわん」とアルバムのジャケにもいる「犬」の鳴き声を歌ってて、なんじゃこりゃとなるのかもしれませんが
tricotを昔から聴いてる人はあまり驚かないかと笑

そして8.「スーパーサマー」
これは昔にあった曲で今回再録という形で収録されています。
正直この曲大好きなので今回収録されていてめちゃくちゃ嬉しかったです。笑


9.「いつも」 10.「夜の魔物」 11.「ひとやすみ」
バラードではないが、しっかり聴かせる曲もあり
tricotの音楽の可能性を感じられます。

個人的推し曲でもある9.「いつも」11.「ひとやすみ」
tricotのゆったりきた曲調にギターの歪みや、それぞれの鳴らす楽器の激しさが出てて何度も聴きたくなる。
tricotの曲は明るい時間帯よりは暗い時間帯に聴きたくなります。笑

最後。12.「上出来」
これを最後に持ってくるセンス。最高。
完全に遊び心満載、でも聴き飽きず癖になる。
シーズー、ダックス、プードル、マルチーズ
と犬種がついに歌詞に登場。
歌詞にもある通り、「素晴らしい出来」だとファンからしても感じます。

tricotの楽曲の安心感とtricotにしか出来ないものが詰まってると思います。(毎アルバムそうですが)

まさに上出来!!

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