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ひょっとしてLinda Ronstadtはカントリー シンガーか?

カントリーミュージックが好きな人達と話をしていると、Linda Ronstadtも好きだという方によく出会う。
Linda Ronstadtはどちらかというとロックシンガーで、カントリーシンガーとしては一般的には認識されていないと思うのだが、改めて聴いてみるとカントリーミュージックの要素がある。レパートリーもカントリーミュージックのスタンダードであったり、アレンジもペダルスティールギターが入っていたりして、カントリーミュージックの香りがする。

あれ、ひょっとしてLinda Ronstadtってカントリーの人だったかしら、と思わせられる。

私は、そこまでLinda Ronstadtについては詳しくはないのだが(CD一枚持っているだけである)彼女の歌を聴いていると、力強いシンガーであるとともにすごく素直な歌い方で、結構いつまでも聴いていられる魅力がある。彼女のドイツで行なったライブ盤を持っているのだが、3曲目のバラードから早速ペダルスティールが入ってきて、すっかりカントリーミュージックのテイストになってくる。

バックバンドのメンバーにはマンドリンやバンジョーもいて、ギターソロのフレーズも音作りもカントリーミュージックのそれである。そこに、ストレートアヘッドなロックの香りも残していて、ウエストコーストのロックのような魅力がある。Pocoやイーグルスもそういえばこういうサウンドだったな。

そもそも、ウエストコーストのロックはベイカーズフィールドのカントリーミュージックの影響を強く受けているから、そうなのかもしれないけれど、私のようなカントリーミュージック好きには聴いていて心地の良いサウンドである。

ひょっとして、Linda Ronstadtはカントリーシンガーか?

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