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カウンセリングにつながるには、雑務ができるかどうか

若手の心理職がカウンセリングをできるのは、
時間がかかると思います。
どんな現場でもそうですが、
「この人に仕事を頼んでみようかな」
と思ってもらえる仕事ができることが大切です。

SCでも教育相談機関でもそうだったのですが、
若手の時には仕事を任せてもらえないこともありました。

SCの場合は、
先生方の仕事のお手伝いできることが案外大切です。
私は自習になっている教室に入って、
騒いでいる子どもの対応をしたこともあります。
後で担任の先生に、
「私の判断で勝手に対応してしまったのですが、大丈夫でしたか?」
と伝えたところ、
「ありがとうございます。人手がなかったのでとても助かりました」
とめちゃくちゃ感謝されました。
(※裏目に出ることもあります。学校、学年、先生のことを事前に見立てておきましょう)

教育相談機関の場合は、
電話を率先してとっていました。

するとあるタイミングで、
「私の担当しているケースの子を対応してもらえないかしら?」
と先輩心理職の方から仕事をもらうことができました。

大切なのは、仕事をもらえるまで
黙って座っていても仕事はこないということです。
「カウンセラーなんだからカウンセリングしかしません」
というスタンスでいると、
未開拓な現場に行った時に行き詰まります。

本業を頼まれるまでに、雑務をいかにできるか。
そうやって信用貯金をためていく人ほど、
カウンセリングやコンサルテーションにつながっていきます。




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