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私自身はICTでどう学んでいるか1

 児童や教師のICT活用を広めようとしている立場ですが、私自身はどのように学びに活用しているのか、振り返って書いてみます。

OneNote(Windows)
 デジタルノートです。いわば「無限ルーズリーフ」。無料でありながら高性能!私は15年前くらいから使っています。
 例えば、「日記」「引っ越し」「子育て」「英語学習」「料理」「国語」「道徳」「ICT」などについて記録していく場合、昔はノートやルーズリーフに書いていました。新聞をスクラップしたりしていました。しかし、扱う情報量が増え、また、デジタルの情報になると、困りました。

①紙のノートに書くと、
・デジタル記事を、印刷して貼る必要がある。
・何をどこに書いたか分からなくなる。
・かさばる。
②Wordなどに記録すると、
・スクロールが大変。
・ドキュメントを開く度に時間がかかる。
・ドキュメントの数が膨大になる。
・一応検索はできるが・・・ドキュメントをまたいで開く時に時間がかかる。一覧性が劣る。

 これらの問題を解決してくれるのがOneNote。
 私は、スマホからでも、PCからでも、iPadからでもアクセスできるようにしてあるので、いつでも気になった情報はスクラップします。
 「日記」「作曲」「子育て」「英語学習」「料理」「国語」「道徳」「ICT」など、関心事について「セクション」を設け、その中に「ページ」を追加していくのです。アイデアを忘れることもないし、スキマ時間に書けるし、一度調べたこと(例えば研究授業のための資料など)が「どこに載っていたことだっけ?!」と分からなくなることもないです。
 私のOneNoteの一部はこちらです。

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 パソコンでの使用だと、記事の一部をコピペするとその引用元リンクまで児童で貼り付けられます。これが便利!
 Excelのタブの切り替えのようにサクサクです。
 最近では「自己肯定感」について調べていて、「確かかなり前にも調べたな」と思ってOneNoteを検索すると、5年前くらいに自分で調べたり考えて書いたりしたことが出てきて、参考になりました。

 オフラインで使えること、児童で保存されることも便利。
 さらには、WindowsのGIGA端末採用の自治体では、児童もクラスノートブックというOneNoteを使うので、自分が慣れていると、得です。

 Googleの「keep」や、iOSの「メモ」も活用していますが、それよりも壮大な人生のノート、母艦です。情報収集、整理、活用の源です。

 基本的な使い方はこちらが参考になります。

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pcuse_onenotepoint

 

Google翻訳
 YouTubeでクラシックギターの演奏を配信している義理の弟がいます。プロです。その演奏をBGMにすることがよくあるのですが、そのコメント欄に、最近では外国の方々が英語でコメントしていらっしゃるのです。それを読むと、enchanting!等と知らない単語がたくさん。そこで単語を選択し、右クリックで(Chromeの拡張機能に入れてある)Google翻訳で翻訳。「お気に入り」★マークに登録しておき、たまに振り返って復習します。
 育休中はオンライン英会話も利用していたので、ハイペースで単語が登録されていきます。それをExcelに出力して、単語帳アプリ「クイズレット」にインポートして、スマホで聞き流していました。

 子どもたちにも具体的にどのようにデジタルツールを学びに生かすか伝えていきたいです。OneNoteに「趣味」の情報を蓄積していくことから初めてみるのもよいかもしれません。ガンダムの画像を蓄積していたKくんを思い出します。

続く


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