見出し画像

リモート授業テスト2回目 Teamsブレイクアウト、しりとり、片仮名 1年生

 先日、本校2回目のリモート学習接続テストを行いました。今回の目的は、
① 全校一斉につなげてみて、1家庭に複数人の児童がいても円滑にビデオ会議ができるかを確かめること。
② ビデオ会議中のマイクオン、オフに加え、「簡易ホワイトボード」で意思の表示をすることができるか確かめること。学年によっては「チャット」機能も。(教員は「スポットライト」の切り替えを円滑に行うことができるようにすること。)
③ その後、課題の提出が家庭でできるか確かめること。(画像の投稿、文書ファイルのダウンロード及び編集、投稿。「課題」タブを使う方法は今後の課題です。)

 1年生のほとんどが接続できました。中には接続状況が少し悪かった子、チャネル「リモート」が表示できずに参加できなかった子がいました。

 少しレコーディングしてみて、後から見返してみました。反省点はマイクオフにしていない児童がいたのにそのまま私が話し続けたので、私の話が聞きづらかった時があったことです。

 流れは以下のとおりです。

1 出席をとる代わりに、算数で学習した時計の読み方クイズを出し、出席番号順に発表してもらいました。
2 何人か進んだら、全員にホワイトボードで書いて見せてもらいました。
3 さらに何人か進んだら、国語での学習を生かして、「しりとり」をしました。できるだけ片仮名で書く言葉を入れるようにし、途中で全員にホワイトボードに書いてもらう機会を作りました。
4 残り10分あたりで、「ブレイクアウトルーム」を試してみました。これは学校で試していなかった機能なので、児童は初めてでドキドキの様子。

 Teamsでは、事前にルームを設置したり割当を決めたりする機能は今後リリース予定ということで、児童に少し待ってもらっている間に私がすばやくルームを作り、割当をしました。が、私も久しぶりでしかも2回めだったので、少し手間取りました。
 3~4人ずつのルームで、出席番号順に「しりとり」の続きをしてもらいましたが、ルームによっては、私が覗いてみた際に無言状態が続いていました。「次は~さんよ」「次は誰?」「『り』からよ」等のやりとりが、対面だとまあまあできても、ビデオ会議ではなかなか難しい様子でした。(出席番号順という指示もあいまいでした。反省点です。)

5 その後、ビデオ会議後に、家にある「片仮名が書いてあるもの」を写真に撮ってこのチャネルに投稿すること、キュビナの算数ワークシートをすることを確認しました。

6 最後に、「振り返り」を発表してもらいました。挙手した2人が「しりとりが楽しかったです。」と答えました。

 前回同様、黒板に出席番号(数字のみ)を書いて、出席を取ったら○をつけていきました。小さいホワイトボード数枚を用意しておいて、「マイクオフ」を絵で示したり、しりとりを書いていったりすると、それを黒板に貼ることもできるし、近くで大きく見せることもできるしで、便利でした。
 教卓にパソコンを置いて、座って行うこのスタイルが定着してきました。何事も慣れが必要だと感じました。

7 ビデオ会議後の課題提出では、ほとんどの児童が写真を投稿することができました。ジュース等の片仮名で書いてあるものの写真より、ペットの犬やハムスター等、「片仮名で書くもので、みんなに見てもらいたいもの」の写真の方が多かったですが、事前に学校で行っていた活動だったので、1年生でもできました。ただ、「リモート」のチャネルではなく、別のチャネルに投稿してしまう児童は結構いたので、それは今後の課題です。

 互いに投稿した写真の片仮名を読む活動は、どんなものを片仮名で表すのかの理解を助け、片仮名を読む練習にもなり、学校でも家庭でも意欲的に楽しみながら取り組める活動となりました。おすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?