生活科でリンク共有。1人1台奮闘記R3③
1年生といえば生活科です。「自分と繋げて考える、感じる」、まさに「主体的・対話的で深い学び」を実践するチャンスです。
さて、クラスの児童はアカハライモリやカエルが大好きで、よく捕まえて来ます。「ゲボガエルです」「え?本当にゲボなのかな」「この箱でアカハラを飼います」「え!水は?!」そんなやり取りの毎日です。「おうちが暗いよ」「水がないと」「餌は?おなかすいてるよ」「調べてから飼わなきゃ」図書の時間に一緒に本を探すと、ありました、飼い方の本!まだスラスラとは読めないので、一緒に読みました。「分かった!」「これで飼えそう」 素晴らしい学びとなりました。
でも、本は1冊しかないのです。
「ゲボガエルっていう名前なの?」 カエルの載っている本も数冊でした。
端末を使おう、そう思って、リンクを共有しました。
「先生、このカエルじゃない?!」「ツチガエルかあ!」「どれ?」「これ!」
「先生、どうやって戻るんですか」「左上の『く』みたいな矢印を押すよ」そうやって、ブラウザの使い方に慣れながら、思い思いに調べます。
「アカハライモリの赤ちゃんだ!」「何これ!耳?!ひげ?!」「え、どこどこ?」「これだよ」自然に互いに伝えあっていました。
ある児童の端末の画面を大型画面で共有しておきました。それを見る子もいました。
「こんなにカエルのしゅるいがあるんだと思いました。」ある子の振り返りです。
本のよさも、端末のよさも感じた生活科でした。
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