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44. あなたの長所は誰かの短所。

人は誰しも短所や弱みを持っていると思います。


あなたは自分の苦手や短所に頭を抱えていませんか?


もちろん社会人になれば、責任も生まれますし、自分は苦手だからと言ってその責任からいつでも逃れられるという訳ではありません。


しかし、皆さんに一つ分かっていただきたいことがあります。


高度に発達した人間社会は分業制でできているということです。


縄文時代以前などは自分で生きていくために狩りにいって最初から最後まで自分が生きていくためにしなければならなかったのだと思います。


その後お金が誕生することで、一人で全部を全うするのではなく、それぞれの専門分野を作り、役割分担を始めました。


外で狩りや漁を行う者、農業で野菜を育てる者、皿や陶器などを売る物など人々が協力することで補い合うようになりました。


そして、現在。


豊かになりゆく社会の中でさらに多くの選択肢ができました。


自分の強みや才能を活かすことができる場所はきっとあると思います。



人によって強みは違うのです。


例えば、ウサインボルトほどの走る才能を持ちながら、絵を仕事にする必要はないです。


ボルトはもし絵の世界で勝負するのであれば、凡人または凡人以下だったかもしれません。


そんなボルトが絵の世界で勝負出来ないと頭を抱えていたら、なんでやねんとツッコみますよね。


ボルトは走れば良いんです。


逆にピカソが速く走れないと頭を抱えていてもなんでやねんとツッコミますよね。


ピカソは絵を描けば良いんです。


では彼らがなぜ成功したのか?


それは自分が何に才能があるのかを見出し、その世界で自分を磨き続け、戦ったからです。


あなたの長所は誰かの短所であり、誰かの短所はあなたの長所なのです。


またあなたの好きな仕事は誰かの苦手な作業であり、誰かの好きな作業はあなたの苦手な作業なのです。


別に無理して全部できなくてもかまいません。


世の中は分業制なのです。


自分の弱みや短所、才能のない部分で勝負してもいつまで経っても勝てません。


ボルトが絵の世界で戦えなくて頭を抱えているような滑稽なことがないように気をつけてください。


そして自分は何が強くて何に才能があるのかを見つけて、自分が戦っていける分野を見つけてください。


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