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数字は嘘をつかない。
どこかで聴いた言葉です。
最近、と言いつつここ数年くらいずっとのような気もしますが、この言葉について思うことがあります。
数字が常に正しいという意味ではなく、その数字を扱う人間の心をまっすぐに映し出すものなのではないかということです。
数には言葉のような側面があると感じます。
日本語とか英語とかそういう言葉では表せないもの、例えばものの大きさ、割合、自然の法則といったものを表現するために人間が見出した言語。
言語があるとき、そこには必ずその言語を話す人がいます。ラテン語のような特殊な例もありますが、基本的には話者から独立して言語が存在することは不可能だと思います。
数も似たようなものじゃないでしょうか。数があるということは,必ずそれを使う人間がいる。数えたり、測ったり、それを報告したり、そのようにして集めたデータをもとに色々な解析をする仕事もありますよね。
数字は、そういった関わる人の意図をまっすぐに伝えるものだと思うのです。
データを世の中へ向けて発表したり、あるいはそれを受け取ったりするときには、そこに多かれ少なかれ人間の意図が潜んでいるものだということを忘れずにいたいと思います。
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