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メディアとしてのWeb、インターネット・技術、通信としてのWeb(HTML)、インターネット(TCP/IP) - ネットの広告を出すところがない -

結論から書きます。
技術としてはたしかにオンプレからクラウドの変化などはあったのですが、基盤技術自体は概ねダウンサイジングのUNIX以降、いまもそんなに変わっていなくて、技術、通信の手段としてのWeb(HTML)、インターネット(TCP/IP)を代替えするもの出てきていません。
何回もわたしは書いているのですがメディアとしてWeb、インターネットはきついかな。

ただ、このわたしの持論はいつも回っているサイトの定点観測でトラフィックとしては出てこないです。
と言うのもトラフィックで見ると、ビデオ会議と動画の増加で増えています。
裏付けるデータがないです。
シミラーが3ヶ月しかデータを持っていないので6月分を見ないとわからない部分もあるのですが、google.co.jpを見ていると減少傾向はあって。

Positiveな方から。
技術、通信としては、あと10年ぐらいのレンジで見るとWeb(HTML)、インターネット(TCP/IP)を代替えする手段って出てこないんじゃないかな。
スマホのネイティブアプリはWebと違うんじゃないか?
これは、スマホアプリってかなりがWebKitってWeb(HTML)の延長で作られており、ブラウザだけがWebではないんですよ。
MSはXamarinをやめるようですし。
あとはいまのスマホアプリってほとんどサーバとなんらかのやりとりがあってhttpで実装しているAPIですしね。
おぢいさん話をすると、20年からVisual Basic.Net=>C#.NetってWindowのネイティブな開発環境がありました。
まぁ、デスクトップに関してはネイティブアプリはなくなっていないですけど、それでも新規開発でネイティブアプリは極端なことを言えばVBAぐらい。
厳密に言えばWebもサーバサイドは言語が変わってきているのですが、フロントサイドはブラウザ・HTMLがほとんどです。
MSはクライアント(Windows)・ネイティブな開発環境はこれ以上、進化させる気はないようですし。

Negativeな方。
メディアとしてのインターネットに致命的だったのがtwitterのAPI制限(閲覧回数制限)。
週明けのtwitterは制限がかかっていないように思えるのですが、週末は混乱していました。
広告出稿先としてはtwitterはかなり使いにくくなりました。
Youtubeは以前も記しましたが強制広告で印象悪化の失敗をぬぐえない。
Fbは高年齢化とアクセス減少。
InstaもFbと同じ傾向。
Google Adsenseは広告単価のオークションが不毛。
ブログなどの連動広告は広告出稿先がわからない。
TikTokはアクセスがあるけど中国リスクがどうしてもある。
なくなってきたんですよ、主要ネット・メディアの広告出稿先が。
これは裏付けはないと言ってもGAFAMの去年からのリストラは広告減少の対策が大きくありました。

日本だけに展開する広告で地上波テレビからTVerへの移行はあるようですが、TVerってクリックしてURL遷移することができなかったような。
例えば、twitter、Fb、Google Adsenseだと誘導URLを貼って、スマホだとブラウザへの誘導ができた。
それがTVerだとできない。
TVerだとターゲティングはできて、視聴数も追えますが、地上波広告の根本的な問題を解決していない。
いまは検索誘導をさせたがっていますが、これは効果を追えなくて。

メディアとしてのネットは広告モデルからあまり進化していないです。
Web小説投稿サイトもいまや広告モデルですしね。
noteが生き残れるとしたら、noteは広告モデルではなくて課金や企業・法人アカウント(note pro)からの収入があること。

個人的にはメディアとしてのインターネットは目安としては2000年代前半ぐらいの盛り上がりに戻るかなと。
企業のホームページやブログがなくなるとは言わないです。
サブスクの音楽、ドラマ・映画の動画はインターネットが技術・通信として使われるのでほろびないです。
ゲームも今更、スタンドアローンに戻ることはない。
これが技術・通信としてのインターネットを代替えするものがないです。
インターネットのメインストリームが変化してくるかな。

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